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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

ロボコップ、涙の引退

 「体はボロボロ」
 記憶に残る力士、高見盛精彦(たかみさかり せいけん)が引退を表明した。十両の下位での負け越しを見て、「あー 終わった」とは感じていたが、いざ引退という言葉を耳にすると感慨無量だ。
 ここ青森市の隣、板柳町の英雄怪我との闘いの相撲生活だった。あのロボコップと称された気合入れパフォーマンスも再起不能とまで言われた右足の大怪我から生まれたものだった。
 勝ったときは天井を見据え胸を大きく張り、負けると泣きそうな顔で下向き加減で花道を退場した。そのあからさまな行動により、一時期人気No.1を誇ったものだった。懸賞の多さがそれを物語っていた。彼を見ると永谷園を思い出す人も多いのではなかろうか。
 青森では先代若乃花の人気が一番で、高見盛もその後継横綱である若貴兄弟を目標に角界に入った。入幕を果たした場所で、憧れの横綱貴乃花と胸を合わせた相撲が一番の思い出だと引退の会見で口にした。村長としては、武蔵丸と朝青龍の両横綱に勝って殊勲賞をとったことだろうと想像していただけに、負けた取り組みを思い出の一番に上げたのには驚いた。
 今後は振分親方として後進の指導にあたるという。ぜひ相撲王国の青森から横綱を誕生させてほしい。いや、一人でもいいから国産力士が優勝争いにからんでくれー
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「負けにいく試合」はスポーツじゃ無い

 ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスで前代未聞の4チーム8名失格という不名誉な決定があった。ニュース映像を見る限り8名には言い訳の余地は無い、と思うが。ちょっと考えて、うーーーん、有り得るかも。
 あの決勝トーナメント表を見ると、世界ランク1位と2位の中国としては、別ブロックになると金、銀を手にする可能性が大きい。誰でもそう考えるだろう。そこで「負けにいく試合」戦術として選んだ。それを読んだ(察知した)韓国チームも「負ける試合」を選択。結果としてミスの連発、ラリーにもならない無気力な試合となってしまった。
 大会運営者はこうなる事態を予知できたはず。一国ニチーム出ていれば同じブロックに入ることは避けるのは人情。また、二位通過を狙うことは戦略的にはアリ。サッカーなどで引き分け狙いの戦い、はよくあること。しかし、当たりたい相手を選べる(負けることによって)ことが、二位通過の特典になっては制度上の不備と言われても仕方ないでしょう。
 対応策として言われるのが、決勝トーナメントは抽選で対戦相手を決める、という意見がある。それも一理あるが、決勝トーナメントを睨んで必死に一位通過を勝ち取ったチームにとっては特典とはならないデメリットとなる。
 そこで、妙案(奇策?)を。負けたい組は試合前にその旨を申し出る。申し出を受けた運営側は対戦相手に同意を求める。対戦相手が承諾すれば試合は申し出側の不戦敗となり、丸く収まる。ただし、観戦チケットは払い戻しに。
 また、対戦相手が拒否した場合。ガチの試合をしてもらう。そして、勝った組が負けたことにするのだ。これにて、一件落着。

「入れー!!」

 「7月28日-その②」は少々重い話なので、ワンクッションを。今朝は眠い目をこすりながら、ロンドン五輪の男子サッカー日本vsモロッコをTV観戦。先日のスペイン戦は見逃したので、--というより、まさか勝つとは思っていなかった-- 今回は応援することに。
 試合は前半を終え0-0の展開。ラマダン中で断食の影響があるというモロッコにやや押され気味だった。後半も一進一退が続く中、清武大津の惜しいシュートもあったが残り時間は7分を切った頃相手の一瞬の隙をつくビッグプレーが飛び出した。
 そのプレーの始まりは、モロッコGKのゴールキックからだった。大きく蹴ったボールは日本DFの最後尾まで飛んでいく。モロッコDFはラインをかなり上げて守る。なんとか一点を取ろうとGKとDFの距離が広がった。日本DFがヘッドでフィードしたボールはMF清武の足元にピタリと入る。
 清武は一瞬のうちに、FW永井の位置を確認していたのだろう。永井とは逆の方向にドリブルすると左後方の永井を見ることなくDFの裏へフワリとパス。
 ライバルはウサイン・ボルトという野人二世は相手DFを軽く振り切る。GKは「ヤバイ」と感じたのかエリアを出てボールに向かう。永井には勝てる、と思っての飛び出しだ。しかし、永井の右足はGKより一瞬早かった。アウトに引っ掛けたボールは大きくバウンドする。実況アナの声、「入れー!!」「入った!!」
 アディショナルタイムに危ない場面もあったが、GK権田、DF吉田が身を挺してシュートを阻止。これで、勝ち点6失点0決勝T出場決定。さらに、最強と言われたスペインはホンジュラスにも0-1で負け、予選敗退が決定。
 「グラスゴーの奇跡」などと屈辱的な賛辞を受けた五輪男子サッカーだが、フロックでないことを証明した。なでしこと共にアベック金も夢ではなくなってきた。だが、実況アナの「入れー」NGだろう? まあ、たかが五輪ではありますが・・・

サッカー、豪州戦にドン引き

 日本代表は豪と引き分けた。この日はプロ野球の試合が無いので、珍しく前後半をじっくりと観戦することができた。1-1の好試合?とは言い難い、何か醒めたムードが試合後に残った。
 DFの内田が与えたPKの場面は、豪のオジェク監督も「あれはファウルじゃない」とコメントする「疑惑の笛(中東の笛)」だったが、海外でプレーし、あのサウジの主審がカードマニアで有名なことを知っている内田であれば、ペナルティエリア内での「もみあい」には普段以上の注意が必要だった。それにしても、レッド一枚づつ二枚、イエロー六枚はひど過ぎ!主審に問題アリ!
 そして、誰もがあっけにとられた相手ゴール前の絶好の位置で得たFK準備中でのゲームセットのコール。思わず「なんだこりゃ」と受像機前でつぶやいてしまった村長でした。
 ルール上は有り得るそうですが、ラグビーのように「ラストワンプレーのホーンを鳴らす」とかの措置が必要でしょう。
 更になにか腑に落ちない感じがあったのは、一点の重みに関してだ。本田の絶妙なドリブルからの速い折り返しをゴール前に詰めていたDF栗原が見事に決めた一点と、あのペナルティキックによる一点が同価値、というのには納得がいかない!!

ダーレオーエン選手急死

 ロンドン五輪競泳の平泳ぎでの金メダル有力候補と言われていた、ノルウェーの星、ダーレオーエン選手が合宿先の米アリゾナ州のホテルで急死した。08年北京では北島康介選手に敗れ二位になったものの、昨年の世界選手権ではを獲るなど、ロンドン五輪でも北島康介選手の最大のライバルと目されていた。
 報道では心停止としかありませんが、高地(標高2,100m)での急激なトレーニングを死因に挙げる専門かもいます。彼を一時期指導したことのある平井コーチも、「来月には日本の選手も同じ場所でトレーニングの予定だが、内容をもう一度検討する」と話していました。
 北島選手は、「ロンドンで金を争うのを楽しみにしていた。彼も同じだったと思う」と驚きを隠せない様子。平井コーチも、「家族を失ったような気持ち」と絶句しておりました。ノルウェー、オスロでは半旗を掲げて彼の冥福を祈ったそうです。

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