♪ 阿佐ヶ谷の 路地裏の小さな店で
僕たち二人 出会ったよね ・・・ ♪
と、歌ったのは松野こうき。「君に乾杯」という歌だ。
村長は学生時代の殆どを、阿佐ヶ谷周辺で過ごした。最初の二年間を過ごした中野区の下宿も、JR阿佐ヶ谷駅まで徒歩20分、高円寺までは22分だった(最も近いのは西武新宿線の都立家政駅)。三年目からは、弟と阿佐ヶ谷北のアパートで暮らした。
さと、この歌に出てくる「小さな店」が何の店で、何処にあるのかは知らないが、阿佐ヶ谷の路地裏の小さな店には幾度と無くお世話になった。主に北口だったが。
先日、ある友人から「あさがやゴールド街」が消える、との情報がもたらされた。阿佐ヶ谷南の長いアーケード街は知っているが、ゴールド街は初めて聞く。もしかしたら昭和40年後半以降に出来たのかもしれない。
時代の流れ、と言ってしまえばそれまでだが、人の流れと共に繁華街も様変わりするのだろう。
阿佐ヶ谷北のアパート時代で忘れられないのは、アパートの斜め前にあった小さな商店だ。駄菓子やパン、ガム、チョコレートなどを売っていた。この店でパン(弟と二人分)を買うと、その倍くらいおまけをくれる。二人はいつしかこの店を「おまけパン屋」と呼んでいた。早稲田通りに面したあの店はまだあるのだろうか?名前も知らない小さな店だったが、万年ゲルピン学生におまけしてくれたお婆ちゃんに感謝、感謝!
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