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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

U-18、ザル内野

29th WBSC(U-18 野球W杯)は、結局第7位という成績に終わりました。誤算だったのが、ダブルエースなどと言われていた大船渡の佐々木投手の故障(指のマメ)、石川星稜の奥川投手の疲労です。しかし、強打のカナダに7回18奪三振は見事な復活劇だった奥川投手。投打に大車輪の働きを見せた創志学園の西投手などをみると、世界との差は大きくはなかったと感じました。残念だったのが、守備。特に投手を含めた内野の守りが酷かった。初の敗戦となった台湾戦は5回降雨コールドで1-3という不運もありましたが、決勝点を与えてしまった2点目、3点目の二人ともエラーで出た走者でした。また、二敗目を喫した韓国戦全ての失点にエラーが絡んでいた。実質、2-0で勝てた試合だっただけにタイムリーのエラーが悔やまれた。
 そういえば、初戦となったスペイン戦を解説していた人が序盤のスペインの守りを見て、「鍛えられている。」と、やや驚いたような印象を語っており、8回裏の幸運な逆転がなければ負けていた(8回まで2-0)試合だった。雨続きでグラウンドが悪かったのは言い訳にはならない。相手も同じ条件だからだ。
 そして、一番の敗因は、高校野球の在り方に関係がある、と感じた。甲子園の疲れが抜けないまま挑んだ奥川投手に代表されるように、W杯への準備期間の問題。慣れない木製バットの問題に加え、夏の優勝チーム、履正社高校から一人も選ばれなかったのは不思議と言えば不思議なことですね。結果論かもしれませんが、遊撃手だらけの選考で、そのポジションでの致命的なエラーが多かったのは皮肉でしたね。
 一つ、救いだったのは韓国戦で、韓国の打者の頭部にぶつけてしまった宮城投手。打者走者が一塁に無事達すると帽子を脱いで謝罪をした際、韓国の選手もヘルメットを脱いで一礼した。ネットでは、スポーツマンシップだ、の声が多い中。日本人は「当たり前。プロでも謝る」が多数。しかし、中には「謝罪は悪かったと認めること。謝らなくてよい」という外国人の意見も見受けられた。まあ、日本人は謝る民族ですからね。事を荒立てない方向におさめようとする配慮なんです。たまに、誤解されますが・・・
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あなただけの、きみ

「あなただけの、きみ」??
 青森の人なら半数はわかり、津軽の人なら100%わかる言葉です。
 深緑の津軽路を西へ、西へと進む。どこまでも続くりんご園が途切れ、霊峰岩木が目の前に現れると、目に入ってくるのはトウモロコシ畑。雨模様ではあったが、友人の訪問を受け、妻がネットを見つけた「アレをゲットしよう」と言うので、今年は岩木山の麓へドライブとなった次第である。
 津軽では、トウモロコシは「きみ」、岩木山麓の名産トウモロコシが獲れる地区が「嶽(だけ)」。つまり、「あなただけの、きみ」とは、「あなただけの、嶽きみ(嶽トウモロコシ)」。
 ずらりと並ぶ、きみの販売所の一つに車を停めて品定め・・は妻に任せて。しばらくすると、大きな袋を持って出てくる。あちこちに配るのだとか。と、もう一方の手にはなにやら試食のきみが。言われてみればたしかに甘くて身がしっかりしていて歯ごたえが絶妙。なーんて店頭に貼ってあるキャッチコピーの受け売りでした。
 なんでもお盆過ぎの寒暖差10℃以上の気候により、プリプリとした食感と糖度18度以上の甘さを引き出すのだとか。皆さん、津軽名産はリンゴだけではありませんよ。「嶽きみ」もよろしく。と、店員さんも申しておりました。きっと友人の車(県外ナンバー)を見て言ったのでしょうが、こちとら「津軽っ子」でぇい!

アシックスはOKなの?

U-18侍ジャパンの初戦、スペイン戦を観た。想像以上にスペインの守りが堅いのと、遅い速球に対応できない打者、球審との相性の悪さ、などもあって苦戦を強いられましたね。結局2-0の崖っぷち状態からの8回裏、一挙4点の大逆転。辛くも勝利しました。
 今回の韓国大会で、まったく違うところで盛り上がっております。発端は、高野連が下した「ある決定」。若き侍たちが韓国入りする際にJAPANのロゴと日の丸のシャツを封印したのだ。曰く、「日韓関係の悪化にともない、韓国国民の感情に配慮する」。へー!高野連の皆様は、韓国ってそんな国と認識してるんだ。まあ、スポーツに政治を持ち込むランキングで言えば、世界一二というのは合ってますが。
 高校野球は、教育の一環、とか聞きますが、今回の処置は日韓関係の悪化に拍車をかけることじゃないでしょうか?こういうのを、変な「忖度」と言うのです。でも「無地のTシャツで・・・」と言ってますが、袖にはアシックスのロゴマークが・・・
 高野連さん!アシックス製品もかの国では不買対象になってますけど。

原さん、計算がああ!

 ダイナマイトしんご!遂に爆発!!さよなら本塁打おめでとう!!
というわけで、やっとマジックナンバー20(残り試合28)が点灯しました。昨夜は、まさにシーソーゲーム。4回にゲレーロの逆転2ラン、5回は丸の二打席連続ソロなどもあり、2-5とリードして終盤に入る。8表、中川投手が4点を奪われ6-5と逆転され、それまでの美酒(ビール)が苦く感じられるようになる。
 9裏も、ストッパー山崎投手の前に2者連続三振。あーあ、また負けか。これで、対DeNA 6連敗。なーんて思いながら、見ていると、途中出場の重信選手が四球で出る。続く代打阿部選手も選んで二死ながら一二塁のチャンス。ここで登場は、最近不調の坂本主将。低めの変化球を空振り、ファウルでゼロ2と追い込まれるも、3球目同じようなボールを左前に運ぶ。同点。延長戦。
 11裏は両監督の読み合いだった。DeNAは10回から登板の左腕エスコバーを続投。先頭打者が左の重信だったからだと思う。その150キロ後半の速球を重信が右前にクリーンヒット。ここで原監督が・・・動かない。やはり10回から登板していた田口を打席に。その二球目。原監督が「一つ目の決断」と称した重信の二盗が成功する。これは、嶺井捕手も意表を衝かれたのでしょう。二塁への送球が大きく左に逸れちゃいました。そして、原監督の「二つ目の決断」、2ボールからの代打石川だった。試合後「勇人さんからは、三つ振って来い」とアドバイスされたそうですが、3-2からの速球をジャストミート。自身初となるさよなら本塁打となった。
 勝利監督インタビューで、原さん「結果として相手を1点上回ることができた」って、2点ですよ。6-8X。そして、お立ち台には当然石川選手が。でも、重信も呼んでほしかったなあ。9回の四球からの同点ホームイン。11回の安打出塁と二盗からの決勝のホームイン。アウェイならMOM石川でいいが、ホームなんだから二人(もしくは、田口投手を加えた3選手)でもよかったなあ、と感じた村長でした。

スピードガン至上主義?

遅い速球」を武器にMLBでも活躍した、元巨人の上原浩治氏がヤクルト石川投手の勝利を絶賛した。セ二位のDeNAを8回1安打1失点という好投だった。それに関連して日本の高校野球でスピードだけで投手を評価しがちな傾向を批評した。これには村長も大いに同感である。昨年まで順調に伸びていた巨人の田口投手。今年はスピードが上がって140キロ後半も記録しているのに、打たれるのだ。確かデビューしたころの彼は140出るかどうか、といった数値だった。
 投手の生命線は、スピードとコントロールに加えて「キレ」だと思います。この「キレ」が曲者で、うまく口では言い表すことが難しい。ボールの回転だとか、初速と終速の差、などと言われます。阪神の藤川投手も、「150キロを超えても打たれるのは、キレがないから。自分は145前後で指によく掛かったボールを投げたい」と言っております。
 そうそう、誰とは申しませんが、「150キロの棒球」と言われた投手のなんと多いことか。その意味で、遅い速球と抜群の制球力で勝利をつかんだ、石川投手を褒めたのでしょう。

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