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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

大相撲、3名が八百長を認める

 今、NHK-TVニュースで、高木文部科学相が「大相撲の八百長」に関して、携帯メールで名前が出たうちの3名「八百長に関与したこと認めた」、と発表した。13名に対する放駒理事長の事情聴取結果報告を受けたものだ。また、新たに1名の名前も追加されたようだ。
 力士を多く輩出している本県の「隠れ相撲ファン」としては残念なことですが、これにて八百長確定ガチンコとしての魅力は消滅。さて、公益財団法人の申請に向けて来月答申案を出すという独立委員会はどうするのでしょう。先月には、「(八百長問題は)想定内のこと」と強気な発言をしていましたが。
 「公益」「国技」などとは遠いところに行ってしまったのではないでしょうか?相撲協会さん。
 昨年の「大麻事件」、「力士暴行死事件」、「野球賭博問題」、「横綱暴行疑惑-解雇」と、問題が噴出してました。八百長は違法ではないかもしれませんが、カネで星を売買したり、勝負のシナリオまでメールに残っていたとか。もう、アウトでしょう。
 こうなってくると、朝青龍元横綱の「80万で星を買った」話も再燃しそうな感じもする。二年後の公益財団法人登録を目指すより、「日本プロ相撲レスリング」とか銘打って新団体を立ち上げて、興行に専念した方がよさそうだ。
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李忠成は何故フリーに?

 アジアを制したザックジャパン。あの劇的なビューティフルゴールに感動しましたが、何故李忠成はフリーになってしまったのか?考えると夜も眠れませんでした(ウソです)。長友がセンタリングを上げた瞬間、ペナルティエリア内には相手はGKを入れると5人。日本は李と岡崎の二人。38歳のベテランGKが指示を出さない訳は無い。しかも、ストロングサイドに全員が集中していた。ウィークサイドはがら空きだった。
 昨夜の各TV局のスポーツニュースを観ていて、その訳が分かりました。
 少しVTRを巻き戻してみると、には豪の3番が張り付いておりました。ボール(長友を)見ながら李の動きもチラ見していたのです。そして長友が相手のマークをはずした瞬間、ニアに踏み出す振りをします。3番のDFはこの動きを察知すると、遅れをとってはならない、とニアポストに向ったのです。
 ところが、は大きなスペースがあるファーサイド、と言うよりゴールやや右正面に走ったのです。勿論、この動きは長友-李、長友-前田、長友-岡崎の間で何回も練習したプレーだと思います。
 もう一つのポイントは、岡崎動かない動きでしょう。ニアに走りこむには絶好の位置にいたのが岡崎です。当然マンマークが付いていました。もし岡崎がニアに(ダミーでも)で飛び込んでいたら、李をマークしていた3番はニアのケアではなく李にくっ付いたままだったでしょう。岡崎には別のDFが付いてましたから。
 つまり、豪の3番の立場で考えると、岡崎が動かないので李が行くのではないか?サウジ戦、韓国戦で長友-前田によるゴールシーンは、いずれもニアに走りこんで決めていた。李に遅れをとってはいけない。俺が先手をとるんだ
 と、3番はニアに陣取ったのです。大きなスペースを作ってしまった豪のミスと言えばそれまでですが、15キロ以上を走ってなおキレのあるプレーを見せた長友一歩のフェイントでマークを外した執念が生んだゴールだったのではないでしょうか?
 李のシュートが目の前を通過してゴールの左に吸い込まれた瞬間、頭を抱えて悔しがっていた3番の後姿が泣いていましたネ。

李忠成に神が降りた

 サッカー・アジアカップ・ドーハ大会最終日、オーストラリアと決勝。90分では決着がつかず、迎えた延長戦後半の4分ころ。左のサイドライン際で縦パスを受けた長友が走る。相手DFをかわすとセンタリング。その瞬間我が目を疑ってしまう。途中出場のFW李がゴール前で全くのフリーになっているではないか。ダイレクトで振りぬいた左足。今大会一失点のGK(38歳)は一歩も動けなかった。
 「長友を使おう」。そんな指揮官の意思が感じられる交代劇だった。後半にザックが勝負に出る。トップ下の藤本に代えてDFの岩政を投入する。「おやっ!守備固め?」と思ったのは素人考えだった。DFの長友を左のMF的に使う作戦だった。
 
 昔風に言うと「ウィング長友」だ。サッカーはあまり詳しくない村長でも、ウィング杉山から釜本へのホットラインは鮮烈に記憶に残っている。そんな作戦はGK川島のゴールキックにも表れていた。何度と無く長友を狙ったロングキックはサイドを割っていたが、指揮官の意図は皆に伝わっていた。
 
 大会のMVPに輝いた本田圭祐、再三のピンチを防いだGK川島、代表初ゴールが貴重な「美しすぎる決勝点」だった李忠成、最年長の遠藤長谷部主将は中盤をまとめていた。松井、香川をはじめ怪我でチームを去った仲間への思い、そしてザッケローニ監督の適切な選手起用。絶対的センターバックが不在の中活躍した吉田、今野。スピードとチームワークで勝ち取った優勝であり、日本サッカーの進む道を確信した大会だった。

サウジ!どうした?

 久々のスポーツ観戦は、サッカーアジア大会の「運命の予選リーグ最終戦」、対サウジアラビアであった。勝つか引き分けで予選突破の日本は、不調とはいえ前回準優勝、過去最多タイの優勝3回を数える「西アジアの雄」である。
 観始めて十数分、サウジ守備陣の裏へ飛び出した岡崎が、彼らしくない技ありの一発を決めると、その数分後今度は彼らしいダイビングヘッドで二点目。更に一、二戦と音無しだった前田が長友のセンタリングに合わせて3-0。これで、勝負あった。
 結局終わってみれば、岡崎の3ゴール、前田の2ゴールの5-0という一方的な勝利だった。どうした、サウジ。あまりの不甲斐なさに、サウジ・サポーターの大半は帰国してしまったと言う。監督も更迭され、協会の理事もクビと聞く。今のサウジ選手にモチベーション云々は酷な話かもしれないが、実力のあるチームだけに残念な試合内容だった。

 ところで、二戦目のシリア戦では、「世紀の大誤審」とか騒がれた、GK川島へのレッドカードに関して。
 じっくりと観ていた訳ではありませんが、いわゆる「中東の笛」は無かったと思います。シリアサイドにたって見ると、日本が先制した場面。松井の横パスに反応した長谷部の見事なミドルシュートでしたが、パスを出した後の松井オブストラクションを取られてもおかしくないプレーで、相手選手を妨害したように感じました。
 また、問題のGK川島のファウルも、倒された選手がオフサイドならば大誤審かもしれませんが、日本のバックパスと判断した主審は間違ってはいない、と感じました。もちろん日本側に立てば、相手のフォワードパスだからオフサイドが成立している、副審も一度はオフサイドの判定をしていた、という主張も頷ける。
 むしろ、PKを決められたて同点となり、一人少ない状況岡崎が体を張って得たPKのシーンでは、主審お返しとも受け取れる恩情PKだった。
 滑稽なのは、日本側が抗議文書を提出したのが翌日で、試合終了後二時間以内ということを知らなかったことだろう。
 
 決勝トーナメント準々決勝の相手は、開催国カタール。今度は思いっきりアウェイで、昨日のサウジのようにはいかないだろう。サウジ戦でみられたパスミス、シリア戦での不用意なバックパス、は命取りになる。ザッケローニ監督の言う「成長して欲しい」との言葉通り、成長している新生ジャパンに期待しよう。

広州アジア大会、サッカー アベック優勝

 0-0で迎えた後半28分、日本のコーナーキックの為に攻め上がっていたDF2番の實藤(さねとう)選手がUAEゴール前でフリーになると、右45度、狙い済ました右足のアウトに引っ掛けたシュートは、シュート回転で左サイドネットに突き刺さった。 
 女子サッカーの金に刺激を受けた若い男子代表は、この一点を守りきり初の金メダルを日本にもたらした。そういえば、「なでしこジャパン」が金を決めた北朝鮮戦で、決勝ゴールを決めたのも2番DFの岩清水さんでしたね。
 A代表の一つ下、U-23をB代表とするなら、このチームはC代表と言えるだろう。ロンドンを目指すと言えば聞こえはいいが、「即席」「あまり期待はしない。経験を積んでくれ」といった感じは否めない。ともあれ、準決勝までは危なげなく進んできた。準決勝のイラン戦は、前半早々に今大会初失点し、ほぼA代表に近い(U-23+オーバーエイジ3名)イランには勝てないのでは?と思わせた。しかし、1-1に追いつくとFW永井が得意のドリブルで相手DF3人をかわしてシュート。今大会5点目は貴重な決勝ゴールとなった。
 日本の勝因は、何と言っても「ツキ」、と言っては身も蓋も無いので。ここは、GK安藤の攻守、を挙げておこう。好判断の飛び出し、パンチング、ファインセーブで失点を防いでいた。象徴的なシーンは、後半早々左サイドをUAEの10番に破られた場面。彼のセンタリングに、ドンピシャのタイミングで合わせた9番のシュートバーを直撃。その跳ね返りがGK安藤の足に当たり、再びバーを直撃。そのリバウンドは振り向いた安藤の胸にスッポリと収まる。数ミリの差で命拾いした瞬間でした。
 もちろん他の10人も体を張ったディフェンスと、素早いダブルチーム・チェックで相手好機をつぶしていた。攻撃では、スピードのある山崎永井両選手が印象に残りました。ところで、日本の司令塔10番水沼選手って、元日本代表の水沼貴志氏のお子さんだそうです。こういう世襲は大歓迎。

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