忍者ブログ

雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

草野球ならではのルール

草野球の球審をやっていて一番悩むのは、インフィールドフライだと思う。通常塁審は置かないので全て一人で判断しなくてはならない。当然際どいプレーが起きる。その場合は球審の判定より優先されるのは、当事者同士による判断だ。時にはインプレーであっても試合を止めて協議することも。
 先週の試合でそんな場面があった。我が軍の攻撃で一死一二塁、次打者はショートのやや後方にフライを打ち上げた。通常の守備位置ならば遊撃手(SS)が後ろに下がって捕球することは容易な位置だった。ただ、その場面で相手内野は中間守備というより前進守備に近い体勢をとっていた。打者があまり打力のない9番打者だったのだ。この打球に反応したのは左翼手。やはり前進守備だったので必死に前進してきた。
 ルールブックでは、内野に上がったフライで、容易に捕球できそうな・・・とある。きちんとした球場なら「内野に上がった・・・」判断もできるし、「容易に捕球できそうな・・」も見ていればわかる。判断の一つに、野手が「オーライ!オーライ!」と言ったり、打球を追う野手のスピードなどから「バッターアウト」を宣言できる。
 しかし、実際には左翼手が一番打球に近かったし、外野に落ちそうな位置だった。村長はインフィールド外内野に守備する選手ではない、との理由で宣言はしなかった。結果は左翼手が捕球できず、足に打球を当ててしまい一死満塁とチャンスが広がった。相手からの抗議もなかった。
PR

審判は石?

野球(特に草野球)では、打球が審判に当たった場合ボールインプレーとなることは常識のように言われている。何故審判なのか!走者だって石とみなす場合もあるのに。
 「審判は石」は、ザックリとしたルールでは正解なのだが、昨夜のDeNAvsソフトバンクの試合でその常識を覆す(めったにない)ことが起こった。
 一点を追うSBが二死満塁というチャンスを迎える。打席には強打者柳田選手。柳田選手が打った打球は痛烈なライナーのセンター前ヒット。二者が生還して逆転に成功。と思いきや二走は三塁に戻され、得点も一点のみ。主審の説明によると、打球が守備の野手を通過する前に二塁塁審に直接当たったためボールデッドとなる、とのこと。
 SBの工藤監督もなにやらルールブックのようなものを手に抗議するが、これはどうにもならない。審判は石、というのはほぼ正しいが、それは打球が守備の野手を通過してからのこと。その場合は、走者も石、なのである。故意でなければ野手を通過した打球に走者が触れても走者はアウトにはならないのだ。
 えっ!そんなこと有り得るのか?とお思いの方もいるかと思いますが、村長は一度「走者も石」というシーンを見た記憶があります。たしか、一死三塁という場面で三塁手は前進守備。打者はバントの構えからバスターで三塁ゴロを打った。しかし、前進した三塁手はこの打球を捕球できず、打球は、三塁手と共にスルスルと本塁を狙っていた三走に当たってしまった。もちろん故意ではなかったので、ボールがファウルゾーンを転々とする間に三走は生還。打者走者も二塁をおとしいれた。(三塁手が普通の守備位置でフェアの打球を処理しようとしていたときに三走に当たってしまったら三走はアウト)
 これからは、「ほぼ審判は石ころ、走者も同じ(長~い)」と覚えておきましょう。

日替りヒーロー

野球には面白い言葉がある。「野球は二死から」、ははは!野球は無死からなのに。これは、負けている試合でもあきらめるな、という教訓。
 「先頭を切る」、といっても陸上の競争で先頭を走ることではない。先頭打者を打ち取ることで、先ずは一死をとれば投球が楽になることを言う。
 そして「日替りヒーローが出るチームは強い」。言葉通り、連日違うメンバーがヒーローになるチームは状態がいいに決まっている。
 昨夜の広島vs巨人は三度目となる前田投手、菅野投手のエース対決。ここまでは二試合とも投手戦を繰り広げ、一勝一敗だ試合は予想通り一点を争う投手戦。先手を取ったのは広島。4番ロサリオのタイムリー二塁打で先制する。
 二回の井端-堂上-小林の三連打も得点できなかった巨人が7回にチャンスをモノにする。一死後井端が安打で出ると(代走片岡)6番堂上が見事に左中間を破る。走っていた片岡が悠遊同店のホームを踏んだ。
 尚も二死一二塁の逆転の好機で、前田投手がワイルドピッチをおかしてしまう。三走堂上が逆転の生還。お立ち台には、嬉しい一勝をプレゼントされた菅野投手、バースデイにチャンスメイクした井端選手、初一軍スタメンで3打数2安打1打点1得点の堂上選手が上がった。この日トップバッターだった金城選手といい、中日やDeNAを戦力外通告された助っ人日本人の活躍にはビックリですね。
 今日から阿部、坂本両選手が怪我から復帰するそうですが、果たしてニューヒーロー誕生となりますでしょうか?

作戦失敗の巻

いよいよ草野球も開幕。昨日は体をほぐして一呼吸入れてから軽く練習試合をすることに。一呼吸を入れているとき、例の広島戦での巨人のさよならインフィールドフライの話が出た。草野球の素人球審(自称)に意見を求められたので、一言。「インフィールドフライはボールデッドではない」。これを理解していない人が多いため(草野球では特に)、エンドランなどの場合プレーを止めて打者アウト走者を元に戻してからおもむろにプレー再開、なんて笑い話もある。
 そして始まった練習試合の中でそんな場面が発生した。我が軍の攻撃で一死一二塁、ここでエンドランのサインがでた。しかし打者は二塁のほぼ定位置への高いフライ。すぐに「インフィールドフライ」が宣せられたが一塁走者だった村長は二塁走者に「ホームを走り抜けろ」と身振り手振りで指示。二塁手が一塁へ送球してダブルプレーを完成させる前に二走がホームを陥れるのが狙いだ。
 この二走をアウトにしないでスリーアウト・チェンジになってしまうと、わが軍に一点が入るという訳だ。相手の二塁手は捕球すると案の定近い一塁に送球。無事に一塁走者の村長をアウトにしてスリーアウト完成だ。二走はホームを駆け抜けていたので、あとは相手選手全員がベンチに向かって白線を超えるのを待っていた。
 しかし、このプレーは漫画「ドカベン」でも紹介されているそうだし、実際に高校野球であったプレーである。ところが、相手の三塁手がなんとなく変な走塁に気づいた。一塁手から二塁に送球するように指示を出したため、二塁走者がアウトになった(アピールプレー)。まさに「4つ目のアウト」により、一点は入らなかった。
 後で三塁手に「このプレーを知っていたか」尋ねたところ、チラッと聞いたことはあったが二人の走者の不自然な走塁(フライなのに、だらだらと戻る一走と帰塁しようとしない二走)を見て、「あっ!あれだ」と思い出したそうである。
 また、別の相手でやってみよう、と思った村長でした。

おまえらプロか!

先日の阪神vs広島。打者黒田に対する藤浪投手の再三に及ぶ危険球まがいの投球に、黒田選手が吠えた。「おまえ、プロだろ」。二球続けての危険球はダメですね。投手にとって右腕は命ですから。あのシーンを見ていて、同じ広島のエースマエケンこと前田投手がPL学園時代、大阪桐蔭の辻内投手に右ひじにデッドボールを受けたのを思い出した。あと1~2cmで野球人生終わっていた、という球だった。そういえば、藤浪投手も大阪桐蔭出身でしたね。

 さて、またまた我が巨人の選手が恥ずかしいプレーを演じてしまいました。9回裏一死満塁という大ピンチで好投を続けている大瀬良投手に代打が送られる。緒方監督勝負の一手だ。ここで代打小窪選手が投手と捕手の間に飛球を打ち上げた。「Infield Fly If Fair (フェアならばインフィールドフライ)」が三塁塁審によって宣告された(らしい)。だから三塁飛球?しかし、風のいたずらかは知りませんが、實松捕手、村田三塁手、フランシスコ一塁手がお見合い。これを一塁手が拾ってしまう(解説者も言ってましたが、三塁走者が生還したらさよならなので、ファウルにする手もあった。
 しかし、フランシスコ選手、何を思ったかホームベースを踏んだだけ。おいおい!タッチせんかい!おかげで暴走の野間選手はホームインとなり、なんとも後味の悪いエンディングでした。主審のコールがはっきりと聞こえなかったとは村田三塁手の弁であるが、どこから見たってインフィールドフライだろう。
 そして、打者走者がアウトになっているので、フラン君ホームベース踏んでもなんの意味もないですよ。そして實松捕手、あんたが唯一全部を見ていたのだから大声で指示をださなきゃ。「俺が拾う」と叫んでワンバウンドで捕球し、走者にタッチすればスリーアウト、チェンジだった。草野球の元捕手としては、實松捕手に60%フラン君に20%村田選手に20%の責任ありと思います。
 あれは、巨人ファンでも「喝!」と言いたくなるプレーでした。実は、あれに似たプレーを去年もやらかしているんです。攻守は逆でしたが、強風が吹き荒れていた横浜スタジアムでのDeNA戦で、無死1,2塁打者はロペス選手(現DeNA)だったと思います。ほぼ真上に上がった飛球を黒羽根捕手が捕球できず、急いで三塁に投げ二塁走者をアウトに。しかし、三塁手はタッチをしなかったために一塁、二塁の走者はそれぞれ進塁してしまった。三塁手は外国人だったと記憶してますが、今回のフランシスコ選手と言いメジャーリーガーでも勘違いするんですね。

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

リンク

カテゴリー

フリーエリア

最新CM

[01/02 giants-55]
[06/22 村長]
[06/22 giants-55]
[04/05 giants-55]
[11/22 岩崎 英明]

最新記事

最新TB

プロフィール

HN:
村長
性別:
非公開

バーコード

RSS

ブログ内検索

アーカイブ

最古記事

P R