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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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李忠成に神が降りた

 サッカー・アジアカップ・ドーハ大会最終日、オーストラリアと決勝。90分では決着がつかず、迎えた延長戦後半の4分ころ。左のサイドライン際で縦パスを受けた長友が走る。相手DFをかわすとセンタリング。その瞬間我が目を疑ってしまう。途中出場のFW李がゴール前で全くのフリーになっているではないか。ダイレクトで振りぬいた左足。今大会一失点のGK(38歳)は一歩も動けなかった。
 「長友を使おう」。そんな指揮官の意思が感じられる交代劇だった。後半にザックが勝負に出る。トップ下の藤本に代えてDFの岩政を投入する。「おやっ!守備固め?」と思ったのは素人考えだった。DFの長友を左のMF的に使う作戦だった。
 
 昔風に言うと「ウィング長友」だ。サッカーはあまり詳しくない村長でも、ウィング杉山から釜本へのホットラインは鮮烈に記憶に残っている。そんな作戦はGK川島のゴールキックにも表れていた。何度と無く長友を狙ったロングキックはサイドを割っていたが、指揮官の意図は皆に伝わっていた。
 
 大会のMVPに輝いた本田圭祐、再三のピンチを防いだGK川島、代表初ゴールが貴重な「美しすぎる決勝点」だった李忠成、最年長の遠藤長谷部主将は中盤をまとめていた。松井、香川をはじめ怪我でチームを去った仲間への思い、そしてザッケローニ監督の適切な選手起用。絶対的センターバックが不在の中活躍した吉田、今野。スピードとチームワークで勝ち取った優勝であり、日本サッカーの進む道を確信した大会だった。
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