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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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白河の関は越せなかった

秋田県の金足農業高校は大阪桐蔭の圧倒的なパワーの前に決勝で散ってしまいました。勉強不足の村長は、突然現れた北国のエース(かつて青森三沢高校の太田幸司投手は甲子園での活躍が全国的ブームとなり、このタイトルのドーナツ盤が発売された)の熱投にはびっくりしました。もちろん彼を応援しておりました。バックネット裏でスピードガンを片手に目を凝らしたプロ野球のスカウト達は「早く負けろ」と念じていたことでしょう。なんたって一試合140~150球を一人で投げぬいていましたから。今年の猛暑も相まって「肩を壊すなよー」との思いだったと推測しました。
 また、金足農の試合は神がかっていました。強豪横浜戦では「高校初だった」という高橋選手の逆転スリーラン。チームメートから「初球を思い切り振れ!ボールでもいいから」と助言を受けての初球バックスクリーンへの一打だった。そして、まだ記憶に新しい近江戦での9回裏無死満塁からの逆転サヨナラ2ランスクイズ。三塁を回ってもスピードを落とさない走者を必死で制止する三塁コーチを無視して突っ込む二走菊池選手。無謀ともいえるプレーが逆に相手の意表をついたのでしょうね。
 そして、なんといってもエースの吉田輝星(こうせい)投手。マックスは150キロ。真上にホップするストレートというスポーツ記者の評判。加えて全力で歌う校歌の姿勢と甘いマスク。いわゆる銭の取れる選手といえるでしょう。なによりも、行きたい球団を訊かれ、「巨人」と即答したのはジャイキチの村長としては100点満点のインタビューでした。高校選抜にも選ばれたそうです。順調に伸びてほしいものです。そして、巨人に入って大活躍してくれればサイコーでーす
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レジェンド始球式

またまた野球の話題になってしまいましたが、テレビを見ていて書かずにはいられない光景を目にしたのです。なんとも言えない「縁(えにし)」を感じた人も多かったのではないでしょうか。
 今年の全国高校野球選手権は記念の100回、ということで毎日甲子園のレジェンドたちの始球式が執り行われるとのニュースを目にしたのが約一か月前。
 開幕日の5日は石川星稜の松井秀喜氏、6日は箕島の石井穀氏、以下鹿児島実の定岡正二氏、浪商の牛島和彦氏、岡山東平松政次氏、江の川谷繁元信氏、池田水野雄仁氏、駒大苫小牧本間篤史氏、東邦坂本佳一氏、高知商中西清起氏、沖縄安仁屋宗八氏、徳島商板東英二氏、報徳学園金村義明氏、高松一中西太氏。そして準決勝第一試合にはPL学園桑田真澄氏、第二試合は東北佐々木主浩氏。大トリの決勝戦は二人、松山商井上明氏と三沢太田幸司氏が予定されている。
 そして8月2日の組み合わせ抽選である対戦が決まった。開幕試合の籤を引いたのは石川星稜と大分藤蔭だったのです。第一試合が星稜vs箕島なーんてサプライズは実現できませんでしたが、松井氏の投ずる記念球を受けるのは、やはり籤で後攻を選んだ石川星稜の捕手に決まったのです。
 大先輩の球を受けた星稜の捕手、マウンド上で松井氏からエールをもらった星稜のエース奥川投手。どんな想いで松井氏と握手したのでしょう?その星稜、石川県予選を無失点で戦い、決勝戦も22-0と他校を圧倒したそうです。甲子園では一点を失いましたが、4回を終えて大分藤蔭高校を1-6とリードしております。春夏連覇を狙う大阪桐蔭、夏連覇のかかる花咲徳栄、強豪の横浜、智辯和歌山などに交じって石川星稜も侮れない存在であろう。

「ヘッスラ」はアリか?

ヘッドスライディング、いわゆる「ヘッスラ」といえば、あの長嶋監督をして「国民的行事」と言わしめた10.8決戦を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?同率で並んだ中日と巨人の最終試合で決着するという、首位決戦の大舞台での彼のプレーです。
 そう、中日の立浪選手の一塁へのヘッスラ(内野安打)からの左肩脱臼、負傷退場の場面です。巨人の一塁手落合選手の股関節脱臼とともに、死闘といってもいい好試合でした。
 先日、ここ20試合くらいではチーム一調子のいい巨人の吉川尚輝選手。怪我の坂本選手を補う守備と走塁、打撃で打線を引っ張っておりました。先日、一塁へのヘッスラ(内野安打)で左手を骨折。故障者リスト入りとなってしまいました。
 では、ヘッスラはアリかナシか。否定派の多くは「一塁は駆け抜けたほうが速いのに」と言います。しかし、ヘッスラの方が速いのは紛れもない事実。実際、一塁と同じ条件の本塁でのクロスプレー(塁にタッチして駆け抜ける)では、コーチ(次打者等)は100%スライディングを指示しますし、走者の多くは頭から滑り込みます。もしも駆け抜けようとしてタッチアウトにでもなったら上から指導やスライディング練習が待っているでしょう。そう、村長は肯定派です。ただし、草野球では禁止してますが・・・
 以前までは、「駆け抜けた方が速い」が常識?でした。でも、知っている人は知っていたのです。当たり前?職業野球では「ヘッスラの方が速い」は常識でした(と思う)。否定派の最大の理由は怪我ではないでしょうか?たしかに手首や指の骨折、肩の脱臼に加え、野手からの不慮の踏み付けやニードロップ、ボディアタックがあります。いくら打撃用グローブをしていても避けられない事故は付き物です。しかし、駆け抜けた場合でも事故率はゼロではないのです。野手との衝突の危険性、送球が直撃する割合は逆に増えるでしょう。
 ヘッスラの最大のメリットは、なんといってもチームを鼓舞するプレーになるからです。これは、ショーとしてのプロ野球では欠くことのできないプレーと言えます。過度のアピールプレー(ガッツポーズや遠吠えなど)よりも正当なアピールになるのです。
 吉川選手には厳しい言い方になるかもしれませんが、正しいヘッスラをもっと練習して欲しいものです。ついでに彼の今季のあるプレーに苦言を一つ。一か月ほど前の試合で、無死か一死走者が一塁という場面で、第三ストライク目を空振り、相手捕手が弾いたのを見て一塁に走り出そうとしたシーンをみちゃいましたよ。まだまだ勉強することが一杯ありますね。そして土井選手や川合選手のような通受けする、いやらしい選手になってもらいたい。

奇跡の無安打無得点達成!

何が「奇跡だー」という声が聞こえてくるかもしれませんが、個人的には正に「奇跡」だと思っております。その訳は後回しにして、まずは山口俊投手、

無安打無得点試合達成おめでとう!パフ!パフ!

 NPB通算79人目90回目の快挙ですが、メジャーは299回も達成しているんですね。継投による12回を差し引いても凄い数ですね。特にノーラン・ライアン投手は7回も記録しています。野茂英雄投手は2回。変わったところでは、あの本塁打王ベーブ・ルースは継投ですが1回ノーヒッターになっております。
 山口投手お立ち台での第一声、「泣かないよー」には大爆笑。泣いてるじゃん。去年の泥酔からの器物破損、警備員への暴行事件が頭をよぎったのでしょうか。あるいは、前回の広島戦での不甲斐ない負けを思い出したのでしょうか?ネット上では口汚い罵詈雑言が飛び交っておりますが、よくもまあ犯罪まがいの暴言を吐けるものですね。実名でそれを言ってみろ!
 それでは、何が「奇跡」なのかを。それは、一昨日に遡ります。久々に妻と青森市営球場(合浦公園)に遊びに行きました。クジャクの檻の前でスマホでパチリパチリ、遊園地では元気に遊ぶ子供たちをボンヤリみつめて時間を過ごし、球場に足を運んで少年野球の試合を観戦しました。そこで妻が一言。「連敗中の巨人は、藤本投手のように完全試合でもやらないと勝てないネ。」。村長につられて巨人ファンをやっているのに、ここ(青森市営球場)が元巨人の投手藤本英雄氏が日本初の完全試合を達成した聖地だということを知っていたのです。
 その時は、「そうだね」とそっけなく返したのですが、まさかその夜山口投手が準完全試合(四球一つのみ)を達成するとは。今季初スタメンの重信選手のあわやサイクルヒット。初出場初打席でのマルティネス選手の先制本塁打。久々にスカッとした勝ち方でした。そして、元草野球の捕手としましては、一か月ぶりの先発マスクの小林捕手にも拍手を送りたいと思います。打たれた責任を捕手にも問うのなら、投手が抑えた時の称賛は捕手にもあげてほしいものです。

PS:8回裏、無死一塁でサイクルヒットがかかっていた重信選手にバント(結果は捕邪飛)を命じたベンチへの批判が多く聞かれましたが、村長は6分4分でバントだと思っておりました。(2-0では)前日の1-0からの逆転負けを考えれば、「もう1点。」はベンチの悲願だったと思います。3-0だったら打たせたと思います。しかし、今季13打数6安打ですか。長打も多いしこれでバントが上手ければ二番、いや一番打者も狙えますね。村長は3番坂本派ですから・・・


阿部にバント!

久しぶりの同一カード勝ち越しとなる勝利をサヨナラで決めた巨人。強い西武が相手だけに喜びも倍加。特に同点の9回裏、になった由伸監督には脱帽です。まさかの阿部に送りバントは想定外でした。というのはウソ。村長は先頭の4番岡本が投手強襲安打で出た時、「代走出して送れー!」と叫んでました(心の中で)。
 結果、見事に送って当たっている亀井を敬遠。ここで選手登場。ちょこっと内野ゴロ併殺?なーんて悪夢も頭を過る。打球は三塁線への強いゴロ。「あっ!」と息をのんだ瞬間、三塁手が横にボールを弾く。ラッキーというべき内野安打だ。
 とここで少し巻き戻して、阿部選手のバントの場面(高いバウンドの捕ゴロ)を振り返ってみる。もしも村長が捕手だったら(ありえないけど)間に合わなくても二塁に送球する。なぜなら打者走者が阿部だから。一塁は2-6-3と転送しても余裕でアウトにできるのだ。森友哉捕手も二塁に投げる素振りはみせたが、一走吉川(大)の足を考慮して二塁送球をあきらめて一塁に投げてしまった。
 とにかく陽選手が生きたことで願ってもないサヨナラの好機になった。そしてこの日の主役となった代打大城の登場となる。25歳の新人は美味しい場面でもあるが緊張もする場面にも物おじせずに内角低めの速球を右越えサヨナラ・タイムリー。なんと今季巨人初本塁打男は、今季初のサヨナラ男となった。明日からのアウェイ6連戦にとって最高の弾みとなるだろう。なればいいなあ。きっとなる。

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