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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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工藤公康、「俺から辞めるとは言わない」

 46歳、西武に帰ってきた工藤公康投手は、9年前心に決めた決意を語った。「俺から辞めるとは言わない。拾ってくれる球団が無くなったら引退だ」。この強い思いには、ダイエー時代の5歳年下のある投手の存在があった。 「炎の中継ぎ」と言われ、弱小球団だったダイエーを1999年の優勝に導いた原動力の一人、藤井将雄投手である。工藤投手は、藤井投手の準永久欠番「15」「5」と、自分の誕生日、5月5日から、今季の背番号を「55」とした。

 
 工藤投手がダイエーに移籍した頃、球団はパ・リーグのお荷物だった。そんな弱いチームに喝を入れ、若い投手や野手に厳しく当ったのが工藤投手だった。当然、反発を買う。そんな時、若手と工藤投手の間を取り持ってくれたのが藤井投手だった。

 翌年、末期の肺がんにより、31年と362日の短い人生を終えたとき、を持つユニフォーム姿のダイエー選手に混じって、一人喪服姿の工藤投手(前年に巨人に移籍)がいた。このとき、「彼の病気を知っていたら、移籍しなかったかもしれない」と洩らしていたという。

 松岡修造氏のインタビューに応える工藤投手。
松岡氏 「もう、十分頑張ったから引退してもいいよ、と、彼も言っているのでは?」
工藤投手「あいつなら、まだ投げれますよ。と言うと思う」

 そして、最後に「投げたくても投げることができなくなった投手がいる。だから、投げれるうちは、投げ続ける」と結んだ。
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