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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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「消えた」魔球

 昨日のロッテ戦降雨コールドとなりましたが、試合開始前から降っていたと左から右への強いの所為で、何かが起こりそうな予感が。まずは一回裏ロッテのチャンス脇谷三塁手がなんでもないファウルフライをグラブに当てて落球(エラーが記録)。
 ここは先発グライシンガーが次打者を打ち取り、事なきを得ましたが、二回表巨人は先頭の阿部がライト右に鋭い当たり。これを雨に足をとられたのか、バウンドが雨でスリップしたのかは分かりませんが右翼手がエラー無死二塁にしてしまう。
 犠牲バントで一死三塁となった場面で「消える魔球」が出た。ロッテ先発渡辺投手が投じた一球は捕手も見送る大暴投。まさに画面から「消える魔球」だ。おそらく踏み出した左足が滑ってしまい、ボールが地面に強く触れてしまったのだろう。解説のジョニー黒木氏、「ダフってしまたのでしょう」。ゴルフではよく聞く「ダフリ」という言葉を野球で聞くとは。
 三回降雨コールドとなったことで、あの暴投も公式記録から「消えた」。もちろん脇谷選手の恥ずかしい失策も。

 ペナントレースは、やはり中日が出てきましたね。下位に低迷する阪神、巨人を尻目に独走するのでは?とさえ感じてしまう今日この頃。救いは、内海、グライシンガーの好調なこと。監督も「一点打線」と嘆いてましたが、打線の奮起が待たれます。
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野球に「まさか」は付き物だが

 昨夜の巨人vs楽天、交流試合の緒戦は「まさか」のテンコ盛り。
 三回表、巨人は矢野の初安打(2塁打)を犠打で送ると、打者円谷の初球にスクイズのサイン。「まさか」の奇襲だったが、相手投手を考えると序盤とはいえ、有り得る作戦かも。ここは、楽天岩隈咄嗟の判断(故意にワンバウンドを投ずる)に阻まれてしまう。
 その裏の楽天の攻撃でも「まさか」の采配が。鉄平と松井の連打と高須の四球で一死満塁の好機。ここで6番中村がセンターにタイムリーヒットを放ち0-1に。、猶も満塁の場面で二走高須に代走を送ったのだ。序盤の三回に5番打者を替えるとは。まあ、高須選手に何かあったのだろうと解釈するが。この采配が次のプレーで生きてくる。先発澤村の暴投阿部捕手が見失う間に三走に続いて二走までも生還してしまう。この3点目はかなりダメージが大きかった。
 5回を終わって0-3、岩隈の前に無得点に抑えられていた。ところが6回のマウンドに岩隈の姿は無い。「まさか」のアクシデントだ。(後に肩の違和感と判明)。巨人の反撃は7回。2点を還すのだが、ラミレス長野の渋い安打が印象的だった。
 そして9回表、ストッパー、サンチェスの前に坂本、ラミレスが連続三振に倒れ、万事休す、とあきらめムードの中、自身開幕戦の阿部が安打で出塁。ここから「まさか」が始まる。暴投で二死二塁となるや長野を敬遠、これは当然の策といえる。次打者の矢野もカウント0-2と追い込まれてしまうが、ここでサンチェスが「まさかのド真ん中への直球」を投じる。矢野は三遊間を痛烈に破る。阿部の代走大田の足が心配だったが、大きなストライドで同点のホームイン。なおも満塁と攻めると円谷が初球をライト前に運び、「まさか」の逆転打
 投高打低の両チーム。特徴をいかんなく発揮した試合(泣)でした。
 ればたら、は禁物ですが、もし9回2-3のままで終わっていたら、3回に見せた「代走舛田」の星野采配が勝因となっていたであろう。

塁審の判定、今度は阪神に有利!?

 昨日のことは忘れて、ドーム第二戦に臨んだ巨人軍でしたが、久々の先発金刃投手が一回の表ブラゼルに一発を浴びるなど3失点。巨人もその裏一死から脇谷が安打、小笠原が四球を選んで阪神先発の下柳投手を攻める。四番ラミレスの打球はライト方向への飛球だ。
 ここで一塁塁審
「インフィールドフライ」を宣告し、打者はアウトに。しかし、減灯のデーゲームの所為か、この打球を二塁手はおろか右翼手も捕れない走者がそれぞれ二、三塁に進んだのはいいが、問題は打者走者となる筈のラミレスだ。えっ?すでにアウトを宣せられているって?
 
 しかし、ここで問題になるのは「普通に内野手が捕球できる飛球」に対して宣告されるのが「インフィールドフライ」の筈。外野手の前まで飛んでいる打球にこの宣告は出来ない。塁審が「右翼手が捕るべき打球だが、二塁手も普通に捕球できる」と判断したのなら妥当な判定であるが、村長が見た限り、二塁塁審は打球の行方を見失っていたように思えた。つまり、「俊足の内野手が必死に追えば捕球できる飛球」はインフィールドフライではない。

 減灯の影響は巨人の守りにも出た。阪神の打者が打ち上げた飛球は、三本間にあがったのだが鶴岡捕手もライアル三塁手も打球を見失っている。慌てたのは坂本遊撃手。必死で走ってきてこの飛球を捕った。なんと、本塁から7、8m位の位置だった。鶴岡捕手はキャッチャーズボックスの中でジッと見守っていた
 いろんな影響はあるだろうが、減灯試合には賛成である。捕れそうもない打球に大声で「オーライ」を叫んだ平野二塁手。三本間の飛球を必死で捕球した坂本遊撃手。いづれも「減灯が生んだファインプレー」である。

変な二塁塁審

 横浜との三連戦は、なんとか勝ち越したが、まだ投打が噛み合っていない巨人軍。切り込み隊長の坂本も、4連続安打を打ち翌日も先頭打者本塁打。いよいよ波に乗ってきたか?と思いきや、1日は内容の無い「5タコ」
 これは、例の「誤審の祟り」
 
 ところで、阪神戦の誤審以来クロスプレーでの判定に注目して野球を見るようになった。MLBでも結構誤審はある。先日もレッドソックスの遊撃手が素晴らしいプレーでグラウンダーをさばき一塁でアウトにしたのだが、録画してスローで見るとあきらかに走者の方が早く一塁に到達していた。一塁塁審もファインプレーに思わずアウトと言ってしまったのでしょう。

 そして誤審というわけではありませんが、数日前にNHK-TVで夜中にやっていた、野球アニメでも変な塁審を発見。
 一塁に走者がいて次打者も四球を選んだ際、それは起きた。一塁走者が二塁に到着した時二塁の塁審が両手を広げて、「セーフ」のジェスチャー???
 一塁走者は「二塁への進塁権」を得たので、安全に二塁へ行くことができる。すなわち、その間触球されようがアウトになることはない。この走者が二塁へ向かわずに、ベンチや三塁などに行こうとしたのなら別だが、二塁に到達することを妨げてはならないのである。故に、二塁に到達したからといって「セーフ」を宣する必要は無い。
 あの塁審も後でビデオを見て、顔を赤らめたことでしょう。

 ちなみに「フォアボール」というのは、和製英語めじゃーでは「a base on balls」という。すなわち、ボール球により一個のベース(を与える)ということ。

伝統の一戦、誤審で流れが・・・

 阪神との第二戦も一点を争う接戦だった。7回裏2-2からリリーフ登板した巨人内海投手から一点を勝ち越し、猶も二死一三塁のチャンスが続く場面でそれは起きた。阪神5番ブラゼル一塁手の打球は高く上がったセカンドフライ。これを脇谷二塁手は一旦グラブに入れるも、お手玉状態。地上スレスレで捕球したことをアピール。塁審もこれを認め、「アウト」を宣告。
 しかし、Vを見ると明らかだが、ボールは地面に落ちていた。阪神真弓監督も激しく抗議するも覆らず。点目、点目(一塁走者も還っていたとしたら)はと消えてしまった。この判定で流れが変わった。
 8回表の先頭打者は不振の小笠原選手だ。当たりはボテボテのショートゴロ。前進してランニングスローの鳥谷遊撃手。必死で走る小笠原。送球とほぼ同時に一塁ベースを踏む。きわどい判定だったが、セーフの判定。
 ここも、真弓監督が猛抗議するが「同時はセーフ」、判定は覆らない。この後無死満塁となり、この試合のラッキーボーイ長野選手の逆転打が飛び出す。9回裏、阪神も粘って一打サヨナラの場面を作るも一歩及ばず、5-4で巨人がかろうじて逃げ切った。

 あの誤審がなかったら悪夢の四連敗となっていたかと思うとゾッとするが、審判も人の子。走りながらジャッジをするので、ボールが地面に着く瞬間は見えない(見逃す)こともある。また、ホームランに限ってヴィデオ確認が認められるが、アメフトのように「チャレンジ」という方式も検討されているという。これには反対だ。審判が意図的に「ひいき」したのなら問題だが、誤審も含めて野球だと思う。

 「同時はセーフ」は、厳密には「同時はアウトではない」が正しい。ルールでは、「打者がフェアボールを打った後、打者走者として一塁に達する前に、その身体または一塁に触塁された場合(は打者アウト)」であり、これ以外はセーフだからです。
 「同時はセーフ」で思い出すのは、二出川さんの「俺がルールブックだ」。「同時はセーフ」と判定した二塁塁審に、「同時はアウトだ」と抗議する西鉄三原侑監督。三原さんは、「同時はセーフと言うのなら野球規則を見せてみろ」と迫る。ところがパ・リーグ審判部長だった二出川さん、この日に限って野球規則を持参していなかった。そこで飛び出した名セリフが、「俺がルールブックだ」。これに納得した三原監督も見事だ。

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