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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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伝統の一戦、誤審で流れが・・・

 阪神との第二戦も一点を争う接戦だった。7回裏2-2からリリーフ登板した巨人内海投手から一点を勝ち越し、猶も二死一三塁のチャンスが続く場面でそれは起きた。阪神5番ブラゼル一塁手の打球は高く上がったセカンドフライ。これを脇谷二塁手は一旦グラブに入れるも、お手玉状態。地上スレスレで捕球したことをアピール。塁審もこれを認め、「アウト」を宣告。
 しかし、Vを見ると明らかだが、ボールは地面に落ちていた。阪神真弓監督も激しく抗議するも覆らず。点目、点目(一塁走者も還っていたとしたら)はと消えてしまった。この判定で流れが変わった。
 8回表の先頭打者は不振の小笠原選手だ。当たりはボテボテのショートゴロ。前進してランニングスローの鳥谷遊撃手。必死で走る小笠原。送球とほぼ同時に一塁ベースを踏む。きわどい判定だったが、セーフの判定。
 ここも、真弓監督が猛抗議するが「同時はセーフ」、判定は覆らない。この後無死満塁となり、この試合のラッキーボーイ長野選手の逆転打が飛び出す。9回裏、阪神も粘って一打サヨナラの場面を作るも一歩及ばず、5-4で巨人がかろうじて逃げ切った。

 あの誤審がなかったら悪夢の四連敗となっていたかと思うとゾッとするが、審判も人の子。走りながらジャッジをするので、ボールが地面に着く瞬間は見えない(見逃す)こともある。また、ホームランに限ってヴィデオ確認が認められるが、アメフトのように「チャレンジ」という方式も検討されているという。これには反対だ。審判が意図的に「ひいき」したのなら問題だが、誤審も含めて野球だと思う。

 「同時はセーフ」は、厳密には「同時はアウトではない」が正しい。ルールでは、「打者がフェアボールを打った後、打者走者として一塁に達する前に、その身体または一塁に触塁された場合(は打者アウト)」であり、これ以外はセーフだからです。
 「同時はセーフ」で思い出すのは、二出川さんの「俺がルールブックだ」。「同時はセーフ」と判定した二塁塁審に、「同時はアウトだ」と抗議する西鉄三原侑監督。三原さんは、「同時はセーフと言うのなら野球規則を見せてみろ」と迫る。ところがパ・リーグ審判部長だった二出川さん、この日に限って野球規則を持参していなかった。そこで飛び出した名セリフが、「俺がルールブックだ」。これに納得した三原監督も見事だ。
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