嬉しいニュースから。ノーベル医学生理学賞に決定した
大村智氏がNHKで述べておりました。「微生物は人類のパートナー」、「私の教授は微生物だ」、
「この賞は微生物にあげたい」、と。なんともユニークな御仁だ。
そんな
いいニュースに隠れて
いやーな気分にさせる記事が。ジャイアンツの投手が
野球賭博関与の疑い、とのこと。その投手とは
福田聡志氏(32)だが、調査委員会の結果次第では大きなスキャンダルに発展する可能性も指摘されている。というのも、IOCは過去の黒い金問題から、このような不正には敏感に反応する。今、
2020年五輪で復活採用にこぎつけようとしている、
野球・ソフトボールにも影響が出るとの見方もある。
福田投手の年齢から推測すると、1969年の
黒い霧事件は知らないのかもしれない。西鉄ライオンズの八百長試合に端を発した事件は国会でも取り上げられたり、オートレース八百長や暴力団との交際など球界のみならず
スポーツ界を揺さぶる大スキャンダルだった。
単なる野球賭博なら福田投手個人の問題だが、八百長試合とか暴力団が絡むと本人の反省では済まなくなるだろう。巨人ファンとしても
野球ファンとしても
「喝」だ。
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大村氏の受賞の件、嫌なニュースが多い中、久々に嬉しい話題でした。順風満帆な人生では無かったというのも、苦労人にシンパシーを感じてしまう自分にとって、「良かったなあ。」という思いを増させる。
其の一方、福田&笠原両投手の件は、残念でならないニュースでした。
パチンコや競馬、麻雀等、福田投手は様々なギャンブルに手を出していたとか。チーム内でも大のギャンブル好きで知られていたそうですが、合法な範囲内で行うのは問題無いけれど、野球賭博に手を出すのは言語道断。勧誘を一度は断った様ですが、結局遣ってしまったのは、ギャンブル依存症的な面が在ったのでしょうね。
先月、3番目の子供が生まれたという福田投手。今回の件で彼は球界を追われる事になりましょうが、幼い子供達の事を思うと複雑な思いになります。
税理士法人に勤務しているとされるA氏の素性に付いて、疑問に思う点も。動いている金銭が決して少額で無い事、そして球場に迄“野球賭博に関する金銭の取り立て”を行えば、自身にも司直の手が及ぶで在ろう事を考え合わせると、「本当に堅気の人間なのだろうか?」という気が。
地上波でのプロ野球中継が年々減っている中、今回の件が更なるダメージを球界に与えるのは必至。ジャイアンツ・ファンとしてだけでは無く、一野球ファンとして本当に残念な事件。コミッショナーには徹底的な真相究明と、当事者達に厳罰を科す事を望みます。