セ・リーグの優勝も
ヤクルトが秒読み状態となり、我が巨人軍もそろそろ来期の構想などがささやかれております。でも、その前にCS(クライマックスシリーズ)が控えているわけで、今は二位確保という目標があります。今日のタイトルは、そんな巨人の二連敗の話ではありません。
先日MLB
シアトル・マリナーズの
岩隈投手が二桁勝利を目指してエンジェルス戦に登板いたしました。1-2と一転を追うマリナーズは8回表同点にし、岩隈を援護します。その裏先頭打者がセンター前に
安打。これを中堅手が二塁に
山なりの返球。そんなに足の速くない打者走者と舐めていたのかもしれません。その走者は果敢に二塁を目指す。慌てた二塁手は送球を受けると走りこんできた走者にタッチ。しかし、VTRでもはっきりとわかる
「追いタッチ」。
普段はおとなしい(と思う)岩隈もマウンド上で
怒りの形相。緊張感のない返球、素早い対応もせずにタッチする野手。地区優勝もワイルドカード一位も無くなったチームと言えばそれまでだが、プロである以上ファンをがっかりさせるプレーは見ていて腹が立つ。中堅手もだが、二塁手の
R.カノー選手は
松井秀喜選手とヤンキースで主軸を打っていた大選手。内野ゴロでチンタラ走るのも見苦しいが、昔はもっとすばしこい選手だった印象があるだけに残念である。
結局バントで三塁に走者を進め、一点をもぎとった
エンジェルスが勝ち、岩隈の10勝目はなりませんでした(5敗目)。首位に2ゲーム、ワイルドカードは0.5差のエンジェルスの気迫が勝利に結びついた一戦、一シーンでした。
ちなみに、ここへきてまさかの
二連敗を喫した
巨人について言えば、ピンチバンターとして起用された
寺内選手の二度の送りバント失敗。チャンスでことごとく凡打の
坂本選手。初回だけ乱れる
先発投手。記録には出ない
守備のミス。こんなんでペナントレースを勝ったら巨人ファンでも納得しないだろう。でも、
淡い期待を持ってはいましたが・・・
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「当たり前の事が、全く出来ていなかった。」、ジャイアンツの連敗要因は其れに尽きますね。長野選手に顕著でしたが、明らかなボール球に何度も手を出すというのも目立ったし。
個人的にCSは“邪道”と思っており、来季からでも無くして欲しいと思っているシステム故、今季は(優勝するのが確実な)スワローズが日本シリーズに進出して欲しい。又、ジャイアンツには“不良債権”の整理を、徹底的に行って欲しい。今季は余りに無様過ぎました。