フルゲームを見たのは3度目だ。ラグビーW杯の
南アフリカvs日本。ロスタイムを3分近く過ぎていた。点差は3点。勝っている南アはファウルなどで試合を終わらせることができない。つまり、南アにボールを奪われない限り日本の攻撃権が続く。ある意味過酷とも言える
「ラストワンプレー」のルールである。結果は知っているのに手に汗が。そして逆転のトライ。何度胸がジーンとしたことか。
明日から準決勝が始まるが、ベスト4はすべて
南半球のチームという結果だ。なかでも明日の南アvsニュージーランドは好試合が期待される。下馬評ではNZオールブラックスがやや有利という。日本人としては
南アを応援したい気分です。
そして18日の英国ラグビー専門誌は、
「最もクリーンなチーム」に日本を挙げた。さらに最も
規律の取れたチームとの評価も受けた。これは、3勝したチームでベスト8に進出できなかった唯一のチームへの
敢闘賞だと思う。ラグビーほどクリーンなスポーツは無いと思っている。ラフプレーやスポーツマンシップに反する行為には10分間退場というイエローカード。レフェリーはきわどいプレーにはビデオ判定をかなり頻繁に使う。もっとも準々決勝では誤審もあったみたいですが・・・
今はTVなどにひっぱりだこの選手たちです。明日からのプロ野球日本シリーズの開幕始球式には、時の人五郎丸選手が登場だとか。ただ、マイナーなスポーツだけに今後共この人気を維持できるかが問題だ。低いスクラム、ハードな練習、低いタックルなど、あまり日の当たらないプレーにもメディアは目を向けてほしいものです。キックは重要な武器ですが、日本が敗退したのは
トライが少なかったからです。ボーナスポイントがゼロでしたから。4年後は日本開催です。念願のベスト8進出を期待しましょう。
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