もう何十年前になるだろうか。サラリーマン時代に
耳タコになるほど聞かされ、社員にも聞かせた言葉がある。「会社の理念」などの文言中に、あるいは週一で朝礼の中で聞いた社長の訓示。必ず入っていた言葉は、「
社会貢献」でした。「
会社は社会で成り立っている」とか、「
社会と会社は表裏一体」などと使われていました。また、朝礼の中で聴いた啓蒙話にも社会貢献についての訓話が一番多かったと記憶しております。ちなみに、この訓話テープの声は、昔見たあのTVドラマ「Wagon Train(
幌馬車隊)」でフリント・マッカラーを演じていたロバート・ホートンの声の吹き替えをしていた
中村正さんでした。
さて、
インドでは新型コロナの感染爆発が起きて、
医療用酸素が不足する緊急事態に。そこで現地の日本企業である、「
スズキ」や「
ホンダ」は、工業用の酸素を医療に回すために
現地の工場を休みにしたという。何個の工場かは分かりませんが、少しでも社会に協力しようという措置にインドでは
感謝の声が起きているそうです。会社が利益をあげ、税金を多く収めるのも社会貢献の一つではありますが、村長的には利益優先の会社は???ですね。この二社の対応には賛辞を贈りたいです。
ただインドには同情しますが、この時期日本には、というより
世界に出かけないでほしいものです。政府の分科会の
尾身会長も数日前、「
一日2,000人が、外国から人が国内に入っている。」と懸念を表明しておりました。
五輪は中止すべきという声も3割ほどあるそうですが、その前に
入国者をなくすのが先ではないでしょうか?
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