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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

「朝鮮王室儀軌」はお返しではない

 国内問題なら、総理の失言謝罪で済むかもしれないが、国際間の問題に関しては謝って済むとは限らない。
 菅総理は、国会提出中の「日韓図書協定」によって韓国に引き渡すとされた図書を、「来月半ばに李明博大統領が来日されるときにお返しできるよう(今国会承認に)協力していただきたい」と述べたという。
 「引き渡す」は、所有権が日本のまま。「お返し」はすべて韓国に返還を意味する。
 さて、今問題になっているのは、宮内庁が保管している図書の中の「朝鮮王室儀軌」である。韓国メディアの中には「日帝が強奪した」といった過激なものまであるが、これは可笑しいだろう。日韓併合時代に写本が作られ、原本は韓国(朝鮮)に、写本はわが国で保管していた。「写本を強奪」は、どう考えても無理な筋だ。強奪されたと騒ぐほど貴重なものなら厳重に管理しろよ!それに、日本が本気で強奪するなら、原本を盗むだろう。
 今回引き渡す、との合意に至ったのは、韓国が保管していた原本を紛失したことを考慮し、日韓基本条約を超越し日韓関係を深めるという特別措置なのだが、日本、朝鮮双方が放棄した請求権が基本にあることを忘れてはならない。
 菅総理は迂闊にも「お返し」と述べたが、「失言」で済む問題ではない。だから、外交オンチ、と言われていることを分かっていない。「お返し」は、外交では日本の負けを意味する。
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