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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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松井引退!一つの時代が終わった

 思わず目頭が熱くなった。ニューヨーカーに愛された大リーガー・マツイの引退会見は、想い出の地ニューヨークでした。濃紺のスーツに身を固めた松井秀喜氏は、10年間の大リーグ生活を、そしてヤンキースで過ごした7年間を振り返り、幸せな日々だったと話していました。
 日本での10年間にも触れ、長嶋監督との素振りが一番の思い出だと涙をこらえつつ語っておりました。日本復帰など念頭になかったことは男の美学だと思います。村長もそれは無いだろうとは思ってました。
 松井選手の思い出は数多く、全て鮮明に浮かんできます。ヤンキース移籍第一号のグランドスラム。中堅手のバーニーとのアイコンタクトによるトリックプレー。ツーシームに苦しんだ二年間。そして最高の舞台であり、ヤンキース最期のポストシーズンに獲ったワールドシリーズMVP。滅多にガッツポーズを見せない松井選手が激走して生還後に、ピョーンと小躍りしたシーンは一生忘れないでしょう。ああ、また目がウルウルしてきました(泣)。
 実は村長がBSアンテナを買ったのは、マツイを観る為。来年からは大リーグ放送を観ることはないでしょう。彼の今後の動向も気になりますが、先ずはゆっくりと休んで下さい。
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美酒に酔う

  祝 ! !

   巨 人 軍

   日 本 一 !!

MVPは石井(義人)

 セ・リーグCSシリーズ、ファイナル(FS)は巨人が中日を2-4で下し3年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。「皆疲れているから胴上げは止めよう」という原監督からの提言を無視する形で始まった胴上げは、ペナントレースの時より2回多い10回を数えた。
 そしてセFSのMVPに選ばれたのは、意外にも第五戦でサヨナラタイムリー安打を放った石井義人選手だった。勿論、あの試合をモノにした意味は大きいしシリーズの流れも巨人に傾いたのは事実。文句は無いのだが、村長はマシソンかな?と思っていただけに、意外だと感じたわけです。二、六戦以外の4試合に登板し、5イニングで被安打は一本だけ、石井のさよならを誘ったのもマシソンの好リリーフがあったからだ。
 この第五戦には、もう一人MVP候補がいた。ベテラン古城だ。先制の二点タイムリーを二回に打って迎えた四回無死一二塁という絶好の追加点のチャンスで打席には8番古城。ここまで好投のエース内海投手だが、中三日での登板。ここは、古城に送らせて代打、と誰もが考えていた場面だ。ところが、古城のバントはキャッチャーへのフライ。スタート良く飛び出した二走村田が二塁に戻れず最悪の併殺。お役御免と思っていた内海は打席に。巨人の計算が狂い始めた瞬間だった。
 結局内海続投となった5回表、中日4番ブランコに交通事故とも思える同点本塁打を浴びてしまう。さらに5、6、7回と巨人の攻撃は三者凡退と完全に流れは中日に移ってしまった。結果論かも知れませんが、古城が送って内海に代打が出ていたら、追加点があったかどうかは別として全く違う展開になっていただろう。そして、古城選手がMVPになっていたであろう。と想像する村長でした。
 さあ!週末はいよいよ日本シリーズ。セFSは冠に「伊藤ハム」が乗っかってましたが、今度はさすがにソレは無いでしょうね。日本ハムが怒ってしまう()。

男泣き、坂本

 1-1と同点で迎えた7回裏、一死無走者で坂本は四回目の打席に入る。最多安打数トップの長野とは1本差の172本まで追い上げてきた。ここで、今季20度目となる猛打賞(3安打目)を放った、173本で長野と並んだ。二番藤村の送りバントで坂本は二塁へ。今夜の三番は長野だ。ヘルメットをかぶり、バットを持つと打席へ・・・。ところがここで原監督が動く。--動く場面じゃないだろうby村長
 代打は石井。今季の優勝立役者の一人だ。代打での打率は4割を越え、16本の安打で14打点を上げている。監督は彼にも「華」を持たせたかったのだろう。そして、坂本も最終打席だから最多安打数長野と二人で分け合う結果に収まる筈だ。納得した長野は、ベンチに座ると二塁ベース上の坂本に手を振り、笑顔でエールを送る。同僚であり、ライバルでもある長野からのエ-ルに込み上げてくるものがあったのでしょう、坂本は溢れる涙をぬぐう仕草。目を真っ赤にした坂本をカメラが捉えていましたネ。彼の胸の中には長野選手と監督の感謝の気持ちがあったのでしょう。
 試合は同点のまま9回裏、ここで原監督を悩ませる場面が訪れる。二死無走者で打順は坂本に回ってきたのだ。もしここで坂本がヒットを打てば、単独トップとなり、すでに退いている長野を抜き去ってしまう。それでは不公平だ。
 原監督は男の決断をする。一発(サヨナラ本塁打)の可能性のある坂本に代えて長打の期待薄の寺内を打席に送る。この判断に村長はグッときました。そして、なんと寺内が真芯で捉えたボールはレフトに上がる。「まさか!」と思った直後、やはり「まさか」の二塁打だった。この寺内の気迫が10回裏の矢野選手の代打サヨナラ本塁打に繋がった、と感じた今季巨人軍最終戦でした。しかし、9回を一点に抑えたDeNA加賀美投手には敢闘賞を贈りたい。

MLB、45年ぶりの三冠王

 米大リーグ、タイガースのミゲル・カブレラ内野手が三冠王を獲得した。「暴れん坊」と異名をとるカブレラ選手ですが、MLB史上45年ぶりとなる偉業に地元は大騒ぎだ。大リーグ12人目、14度目の快挙だ。
 一方NPBでは、8年前の松中、26年前のR・バースなど記憶に新しい。そして、我が巨人軍の阿部慎之介捕手がその栄冠に手の届く位置にいる。捕手という激務のなか、足で安打を稼げない鈍足選手として三冠王を取れば、南海時代の野村克也捕手以来、約半世紀ぶりとなる。
 阿部捕手の打率打点は確定的だが、問題は本塁打数。トップのヤクルト、バレンティン選手とは4本差。しかも、残り試合数は巨人が3、ヤは4試合。4本差は厳しいが最後まで諦めないで挑戦してほしい。原監督は、「今の目標はCSを勝ち抜いての日本一。阿部を一番に置く(打席数を増やすため)ことは考えていない」そうである。
 今、セ・リーグの個人打撃成績を見ているが、バレンティン選手の名前が無い。そういえば彼は規定打席に達していないのだ。彼が本塁打王となれば、規定打席に足りない王者となる。昨年の巨人藤村選手の盗塁王も珍事だったが、まさに史上初となる規定打席数に足りない本塁打王が誕生しそうである。

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