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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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カット打法!?

 甲子園の夏は、群馬代表前橋育英が初出場初優勝で幕を閉じました。大会前には今年のドラフトの目玉、松井投手を擁する桐光学園が予選で敗れる波乱?もありました。大会タイ記録の155キロをマークした済美の安楽投手の熱投や、決勝戦を気力で投げ切った前橋育英の高橋光成投手には大きな感動を受けました。安楽投手はまだ二年生。スライダーを投げる時(かなりの確率で)帽子が脱げる癖を直して甲子園に帰ってきてほしい。また、松井投手の予選敗退に、プロのスカウトは甲子園で肩を酷使しなくて済んだ、との声も聞かれておりました。
 そんな中、花巻東のちびっ子選手千葉君のカット打法が問題になっている。といっても、彼の打法に、ではなく、審判団が花巻東の監督に対して「高校野球特別規則17バントの定義」をわざわざ確認した行為に対してだ。
 スリーバント禁止(三振となる)はよく見かけるし、誰でも知っているが、この規則は知られていない。要は、相手投手の球数を増やす為にスィングせずにカットして四球を得る打法を定義しているのだ。
 そんなこと、審判がわざわざ確認する必要ないだろう。主審の主観で判断(判定)できるのだから。実際問題として千葉君の技術(バットにボールを当てる)は見事だった。誰でも出来る打法ではない。体の小さな千葉君が俊足を生かす為に、「難しいストライクはカットして三塁前に緩いゴロを転がす」という猛練習を積み重ねたのだろう。彼には準決勝でもカット打法を見せてほしかった。たとえ、規則17抵触と判断されても。ただ、指導者としての監督の立場として、規則17は教えておくべきでした。
 村長の小さい時の三角ベース野球ルールでは、ファウル10本でアウトでした(笑)。
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冷静なのか!慌てたのか!

 日曜日、甲子園に「聖愛旋風」が吹くことを期待してテレビ応援をしていると、お向かいの夫婦の訪問を受けた。一緒に聖愛を応援しよう、とのこと。ええ!っと思ったのは村長夫婦。たしかお向居さんは野球オンチのはず。
 話を聞くと、奥様が聖愛出身なのだとか。二人とも野球観戦など滅多にないので、素人ながらルールや野球用語に詳しい村長と一緒に観戦を希望したのだ。にわか解説者の村長も出来る限り詳しく解説をしていたのだが、試合は一方的に延岡学園ペース。ビールとつまみが無くなるころには、野球よりも世間話が多くなっていた。「初陣で二回も勝ったのだから、よくやった。だって私が居たころは女子高だったんだもの」との奥様の言葉にうなずきながら散会した。

 今日の第一試合は岩手の花巻東が渦潮打線の鳴門高校と対戦。花巻が6回表2点を先取すると、その裏鳴門が3点を取って逆転する。8回表、花巻東が決定的とも思える3点を奪って再逆転。しかし、鳴門も9回裏に粘りを見せる。無死一二塁から2番打者が送って一死二三塁となる。ここで鳴門の3番打者が強烈なピッチャー返しのゴロ。素早く反応した投手は、「冷静に」飛び出した三塁走者を三本間に追う。
 ん?「冷静に」?とアナウンサーは言ったが、「冷静」だったら、三塁あるいは本塁に偽投して走者を塁間の真ん中に追いやってから、一塁に投げて打者走者を殺してからゆっくりと三塁走者を挟殺するべきでは?よしんば三塁走者をアウトに出来なくても二死二三塁と、同じ結果になるだけだから。
 4番打者を迎えたところで花巻東は故意四球策をとる。5-3と2点リードなのにサヨナラの走者を出して5番打者との勝負に出たのだ。この策には正直驚いた。実際、5番打者は強烈な当たりの二塁ゴロを放つ。「前に落とした」とアナウンサーは言ったが、「よく止めた」といった方が正解かもしれない。抜けていたら走者一掃のサヨナラ打だったのだから。この一打で5-4と詰め寄られるも辛くも逃げ切り、花巻東はベスト4一番乗りだ。次の試合の日大山形と共に「東北旋風」を巻き起こして欲しいものだ。

GMT17の勝利

 光星学院、青森山田という甲子園常連校を破っての県代表は本物だった。走塁でミスがいくつかあったものの打の沖縄尚学に打ち勝っての勝利は、見事というほかない。弘前学院聖愛が二回戦も勝った。
 東北旋風とまでは言わないものの、あわや全校緒戦突破という新記録が生まれそうだった。しかし、秋田が緒戦で敗れ、福島に続き仙台育英も二回戦で敗退し、いやな流れだった。3-4という辛勝でしたが、強豪沖縄を破った勢いで次の相手に向かって欲しいものです。
 はっきり言って、聖愛という高校は初耳の村長でした。それもそのはず、十数年前までは女子高だったそうです。諏訪二葉が松商学園に勝って代表になったようなものです(信州の人しか分からないかも)。
 そして、何といってもこの野球部の特徴は全員地元出身ということ。「あまちゃん」式に言えば、GMT17だ。監督も名物監督と聞く。女子高だったせいか、野球部のが無かった。そこで原田監督は自費で古いアパートを購入。寮に改築した。この監督の熱意が若いチームを強くしたのでしょうね。一年生、二年生が多いレギュラーを引っ張る、一戸将主将の存在も大きい。
 甲子園に聖愛旋風が吹きそうな予感も・・・

けっぱれ 聖愛!

 暑い、暑い、ということで妻がアイスコーヒーを入れてくれた。氷を浮かべて、攪拌して・・・ところが、みるみるうちにが減っている。ははは、チョット大袈裟でしたが、そんな錯覚を覚えるほどの暑さだ。高校野球も今日は、村長の出身の信州、上田西と現在住んでいる青森の弘前学院聖愛が登場する。上田西は残念ながら敗退。弘前は第三試合なのでシャワーを浴びてから扇風機を独占して、ゆっくりとテレビ応援することに。
 第二試合は京都と沖縄だ。新聞欄の熱闘甲子園の記事を読むと、「好投手対決の軍配は!福知山成美(京都)と沖縄尚学」とある。今大会は本塁打が多く大味な試合が多いように感じていた。これは、ロースコアの好試合が見られるかも・・・
 生ぬるいアイスコーヒーを冷蔵庫で冷やして、ドーンとテレビの前に陣取ってその好試合?を観る。ところが、序盤から長打や本塁打が飛び交う打撃戦ではないか。5-5の同点から8回裏、沖縄が貴重な3点を入れ逃げ切ったかに思えた。京都の9回の攻撃も二死走者なし。
 ここから京都が粘る。3連打で2点を返し、尚も一打同点、本塁打で逆転の場面を作る。しかし、驚異の反撃もここまで。当たっている打者だったが外郭低目のストライクを見送って試合終了。終わってみれば7-8という打撃戦だった。
 それにしても本塁打が多い。なんでだろう?なんて言っている間に、弘前が1点を先制する。そして4回表、青森の予選で、打率6割超、本塁打2本の三番一戸君が逆風をついて右中間のスタンドに本塁打を叩き込んだ。2-0だ。この本塁打が大会19号だとか。高校野球も「飛ぶボール?」。それとも、球審が高目を取るからなのかは分りませんが。
 青森県代表はここ12年間、八戸市(光星学院など)と青森市(青森山田)から出場していた。久々の弘前地区からの出場だ。先日終わった「弘前ねぷた祭り」で枯らした声を振り絞っての応援の声が、「おいわき(岩木山)」から甲子園にまで響き渡っている。「けっぱれ!聖愛!」

野球川柳「自打球で 目覚めて決勝 タイムリー」

 久々の晴天の日曜日。8時からの草野球の前に参院選の投票を済ませて球場へ。眠い目をこすりながら、第一打席では詰まった打球がコロコロと一二塁間を抜けていった。打点1だ。
 二打席目は一死一塁の場面で、芯で捉えるも一塁手の好捕にあいダブルプレー。走者は出すものの打線が繋がらない。そうこうしているうちに1-1の同点に追いつかれる。
 5回表は2番からの好打順。(村長の)7番まで回ってくるかな?と思いつつベンチの椅子に腰かけてついウトウトしていた。周りの歓声に気づいてグラウンドに目をやると、なんとヒットと四球で無死満塁になっているではないか。
 ところが、敵もさるもの引っ掻くもの。5番打者を三振に下すと、今日当たっている6番も捕邪飛に切って取る。味方ベンチからも溜息がもれる。村長は眠い目をこすりながらゆっくりと打席に向かう。
 ここまでは直球で内角低めを攻めてきている。またそこに来るだろうと、直球に的を絞っていた。初球は外角の低目にストライク。二球目も同じコースにカーブでボール。三球目は外角高めをファウル。四球目は内角ワンバウンドのボール。そして五球目。狙っていた内角低めの直球、まさにその球だ!と打ちにいく。ところが途中で球が曲がった。しまった。カーブだ。それでも当てるのは上手な村長はなんとかバットに当ててファウルに・・・
 しかし、なんと自打球が左の目を直撃。村長の特技?ではないが、自打球が少ないことで知られている(誰に?)。顔面に自打球が当たったことなど長い草野球人生でも一度もない。
 左目からはが溢れてきたが、ここは強がって痛いのを抑えて、帽子を拾い打席に入る。やや涙目ながら次の球を思い切り叩く。直球なのかカーブなのかは覚えていないが真ん中高めの絶好球だった。
 あの顔面への自打球で目が覚めた、走者一掃のタイムリー二塁打(ワンバウンドでフェンスに当たった)だ。7回にも外角の球を三遊間に安打し、この日は4-3、4打点の活躍。まだ若いもんには負けないぞ!

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