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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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マートン、殺人タックル?

 昨夜の阪神ーヤクルト戦でヤ軍小川監督が激怒する場面があった。4回の阪神の攻撃、三走マートンが中犠飛にタッチアップして本塁を目指す。中堅からの返球はホームベースの真上に。田中捕手はベースの真上でマートンを待つ。当然接触は避けられない。マートンはダイビングするような姿勢で田中捕手に体当たりした。
 このマートンのプレーがラフプレーだと小川監督が猛抗議したわけだ。哀れ、本塁を死守した田中捕手は左鎖骨骨折でリタイア。解説の元広島の捕手達川氏は興奮気味に、マートンの頭にぶつけろ、と。
 このプレーを ーチューブ見る限り、あるいは元草野球捕手の目線で見ても、マートンのタックル?はギリギリ許せるのではなかろうか?高校野球じゃあ無いんだから。マートン選手の側からすればあの場合ベースが全く見えない状態で捕手のミット目がけて滑り込むしか手はない。過去にもあの程度の接触プレーはかなり多く見られた。特に体の大きいメジャーの選手には。
 
 骨折した田中捕手には気の毒とは思うが、運が悪かったとしか言いようがない。タックルに恐れをなしてミットでタッチに行っていたら、落球や巧みな滑り込みでセーフになっていたかもしれない。また、ベースの一角を明けておく余裕が無かったのも不運の原因の一つだ。田中捕手には、早く現場復帰を願う。
 最も問題なのは、達川解説員だ。報復で頭にぶつけろ、とは何たる発言か。それこそ、子供も見ているんだぞ、と言いたい。
 元捕手の意見として「走者は足からのスライディングに限る」という文言があれば、捕手や走者の怪我はかなり減ると思うのですが・・・
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セーフティリード!?

 中畑DeNA執念の勝利!多村選手の「ただいま!!」本塁打!お見事。
 敵ながら、あの執念には拍手を送りたい。なんたって、7回表8-3から坂本、ロペスのソロが出て10-3。巨人ファンは言うに及ばずDeNAファンも、「決まった」と思ったことでしょう。今季対巨人に全敗しているDeNAの眠りを覚ましたのは、怪我から今日復帰したばかりの多村選手でした。
 7回裏代打で追い上げの2ランを放つと8回にも先頭として安打で出塁(この回は無得点10-9のまま)。そして9回裏。クローザーの西村投手は、解説の槙原氏も言っていたように真っ直ぐが走っていた。150キロ超えのストレートを投げ込んでいた。
 しかし、速いだけでは勢いに乗ったDeNA打線は抑えられなかった。多村選手は外角低目のストレートをものの見事にライトスタンドへ運んだ。10-12、お釣りまで出るサヨナラ3ランだ。今日は、お立ち台の多村選手の「ただいまー!」に脱帽の村長でした。あーあー4連敗。新潟では頑張ってほしい。

一つの時代が終わった

 村長の人生に影響を与えた野球人に二人の偉大な打者がいる。ミスターこと長嶋茂雄氏とゴジラこと松井秀喜氏だ。長嶋氏の引退セレモニー <あの有名な「我が巨人軍は永久に不滅です」の日。すべての新聞を買ってきて読み比べた。妻子に涙をみられないように夜中にこっそりと。
 捕手原監督、投手松井氏、球審安倍総理という豪華すぎる脇役を配した記念始球式には、主役の打者長嶋氏の姿も霞むほどだった。不自由な右手はポケットに入れたままのミスターは、左手一本でバットを構える。投手松井の投球は「打ちやすい内角を狙った」が、やや高く、必死にバットを振ったミスターは捉えることができなかった。
 まさか打ちにいくとは思いもしなかった原捕手はおどけた様子で捕球とともに逃げた。防具をつけていなかったモンね。
 始球式に先立って行われた国民栄誉賞授賞式で、長嶋氏は不自由な口ながら自分の言葉で挨拶と感謝を表したかったのでしょう。ファンに御礼を述べておりました。VTRを一緒に見ていた妻もうっすらと目にこみあげるものがあったみたいです(もちろん、村長も)。
 松井氏は大先輩の王氏と衣笠氏を前に、「世界記録を持っているわけでもないのに大変恐縮しています。」みたいなことを言っておりましたが、ヤンキース時代最後の年あのワールドシリーズで獲得したシリーズMVPは彼しか成し遂げておりません。日本人投手としてメジャーへのパイオニアが野茂投手ならば、打者としてのパイオニアは松井だと思います。記録ではイチロー選手でしょうが。
 二人の後を継ぐのは果たして誰でしょうか?坂本?太田?いやいや、あと10年は現れないでしょうね。記録も勿論大事ですが、強烈に記憶に残る大打者は。
 最後になってしまいましたが、広島バリントン、巨人内海両投手の投げ合いは「松井秀喜引退記念」に花を添える好試合でした。メジャー時代の松井選手と対戦があったというバリントン投手も凄かったし、米国で松井選手と英語で話したことがあるというロペス選手が試合を決める本塁打で祝ったのも良かった。9回表、二死満塁からクローザーの西村投手を左の山口投手に変えたのも名采配でした。広島ベンチには左の代打しか残っておらず、左の安部選手に打たせるしか手がありませんでしたから。
 安倍総理は途中で退席したみたいですが、両軍ともに100%の力を出し切った好ゲームでした。

打の前田も離脱

 出足好調に思えた広島カープだったが、主砲のエルドレッド選手、主戦の前田健太投手に続き今季好調の代打の切り札、前田智徳選手も戦線を離脱した。23日のヤクルト戦で受けた死球による手首骨折のせいだ。
 左手首の手術に備え入院中の前田選手を見舞った広島野村監督は、前田選手から「長い間ありがとう御座いました」と引退を示唆する言葉を聞いたことを明かした。まあ、41歳での数か月間の離脱は体の回復よりも心の回復=モチベーションの維持、が重要な鍵を握る。前田選手にはぶつけたヤクルトの投手の将来のためにも、もう一度打席に立ってほしい。
 しかし、彼が死球を受けた直後にみせた、相手投手への威嚇、怒りを批判するような記事、コメントも数多い。勿論、多様な意見があることに異議を唱えるつもりはないが、動画投稿サイトであの場面を見る限り彼の怒りは分かりすぎるくらい分かる。
 前田選手が登場したのは、8回二死一二塁という場面。あの試合では伏線として、それまでにもお互いの投手が何回か打者にぶつけている。だからベテランの前田選手に対して、「不可抗力なのだから(彼には不釣り合いな)怒りを露わにするような行為は慎め」、という意見には同意できない。
 前田選手にぶつけた投球もそうだが、二球目にもバットのグリップエンド部分に当たってしまった投球も、モロに前田選手の胸から顔面付近の軌道をとっている。投げ投手のインハイへのシュートボールだ。
 新人投手だから不可抗力として諦めろ、ということなのか?もしそうならば、そのような(制球力のない)投手を起用したヤクルトベンチに非があるのではないだろうか?また、何度か死球の当てっこがあって、試合がギスギスしていたのなら主審は警告試合を宣してもよかったのでは?と、思ったりも。←頭部に当たらなくても危険球ならば退場を宣告したり、警告試合にできる。
 ※伝統の巨人阪神戦での警告試合の責任をとって頭を丸めた長嶋茂雄監督を思い出した村長でした。
 

一強五弱!?

 去年のペナントレース、開幕ダッシュで大コケしたのが嘘のような今季の快進撃。WBC組の野手、長野、坂本、阿部が本調子でないのを陰のクリーンアップロペス、ボウカー、村田がカバーしている。セ・リーグはまさに一強五弱の模様だ。
 しかし、この快進撃が本物かと言うと、そうでもない。嬉しい反面、懸念する材料もある。「一人勝ちしているのに、贅沢言うな!」とのアンチジャイアンツの声が聞こえますが・・・
 それは盗塁とバント。一昨年、昨年と大活躍した藤村選手がいないせいかもしれませんが、盗塁やバントが少ないように感じる。もちろん大誤算と誰もが認めるボウカー、ロペス両外人の一発攻勢が目立ちすぎている為かもしれませんが。
 派手な本塁打も野球の醍醐味でしょうが、一点をとりにゆく野球、スモールベースボールも見たいのです。甲子園では一点も取れずに帰京しましたから。
 
PS.昨夜の阪神戦での解説の金本氏の話は面白い。まだ解説者という職業に慣れていないのか、細かい解説は肌に会わないのかは知りませんが、現役選手がゲスト解説に呼ばれたような感じを受けました。いやぁ、新鮮でいい。松本の一塁への内野安打(判定はアウト)の時も、「笑っちゃあいけませんね」、と大笑いしてました。誰が見てもセーフでしたから。
 もう一つ村長が気になったのは塁審の判定する位置取り。4-0とリードして迎えた6回裏一点取って尚も二死一三塁という場面で、一走長野と三走脇谷が見事な重盗を決めました。しかし、西岡二塁手のプレーを塁審がチョット邪魔する位置におりましたね。一塁での松本のアウト(誤審)と共に審判の不手際が少し残念でした。

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