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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

漢字の危機を救った「ローマ字推進学者」

 数十年前、あるセミナーでルーマニア人と知り合う機会があった。その彼が言うには、「ルーマニア語が世界一難しい言語だと思っていたが、日本語には負けるだろう」
 先日、NHKのバラエティ番組「みんなでニホンGO!」で、GHQによる「日本語のローマ字化」を取り上げておりました。ポツダム宣言の執行のための連合国機関が何を血迷う、というのはさて置いて。提案したのは、米軍将校のジョン・ベンゼルウィキによると、日本の民主化を遅らせているのは、漢字文化だとしてローマ字化により、識字率を上げよう、という訳だ。
 そこで白羽の矢は、東大助手の言語学者柴田武氏に。彼はこのローマ字化の熱心な推進論者であった。
 日本語の読み書き調査の為、昭和23年大規模な漢字テストが全国約400箇所で実施され、無作為に選出された15-64歳の男女2万人弱が問題に取り組んだ。中には、「全く読み書きができないので天皇陛下に申し訳ない」、と不参加を口にする老婆も。
 戦後間もない時期の漢字テストの結果にベンゼルは驚く。平均点は78点。これを受けて若い将校愚挙に出る。銀座第一ホテルに柴田氏を呼ぶと、「試験結果の改ざんを要求」。字の読めない人が多くなくては、日本語のローマ字化の大義名分が立たないのだ。
 柴田氏は、これを拒否。ここにGHQ、いやアメリカの日本人愚民化工作は失敗する。恐らく、ローマ字化英語化、というシナリオだったに違いない。
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