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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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数学で百点満点

 久々に嬉しいニュース。去年の夏休み、中一の男子生徒の数学の宿題を三日間みてやったことがあった。その生徒が連休中の日曜日に親御さん一緒に訪ねて来た。数学のテストで百点をとった、というではないか。夏休みの宿題で他の教科は済んだのに、数学だけ残していた奴とは別人のような快挙に村長もビックリした。
 級友からは、「隣の解答をカンニングした?」などとからかわれたそうですが、それならば隣の秀才も百点でなければならない。これを「ほこたて」「矛盾」と言う。

 
 実を言うと、村長は彼の小学校時代の武勇伝を幾度となく聞いていた。ヤンチャで正義感が強い少年だった。それが裏目に出て始末書だか反省文だかを書かされたことも知っている。今でも覚えているエピソードに、「標識事件」がある。
 彼が小3の時だったと思うが、いつもの通り数名の学友と小学校に登校中の通学路で事件は起きた。手に持っていた荷物(なにかの袋だったらしい)を振り回しながら歩いていると通学路の横の道路に立てられていた道路標識に手をぶつけてしまった。道路と通学路は十数センチの段差があるため、彼の手が標識の角に触れてしまったのだ。
 「この先工事中」という立て看板式の標識は左右から来る車からよく見えるように通学路に90度の向きで置かれていた。普通に歩いている分には邪魔にはならないのだが、元気いっぱい友達と戯れながら歩いていた彼の手が当たってしまったのだ。
 幸い大した怪我もなく、軽い打撲程度だったが、彼はその標識は危険だと思った。そこで考えた。標識の向きを90度回せば歩行者の邪魔にはならない。そして友達と一緒に標識の向きを変えたのだった。つまり、横から見ると長方形の標識を90度回すことで三角形になる。こうすればで怪我をすることも無くなる、という訳だ。
 しかし、これでは車を運転する人は標識の間近まで工事中なのを分からないことになってしまう。市の職員から学校に抗議が来て、実行犯として彼の名があがり始末書となってしまったのだ。まあ、彼側の話しか聞いてないので何とも言えませんが、始末書は可哀想だなあと感じた村長でした。それよりも、苦手だった数学で百点をとったと報告に来てくれたことのほうが嬉しかった。
 

追:大事な情報を忘れておりました。百点は彼一人だけでした。何人もいたのなら、隣の人のを見た、ということも有り得ますもんね。


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