ネイマールに軽くあしらわれたアギーレ・ジャパンの試合から、雨で順延になっていたパリーグの北海道日本ハムvsオリックスの試合にチャンネルを変える。勝つか引き分けでファイナル進出のオリックス、下剋上でソフトバンクへの挑戦権を狙う三位日ハム。両者がっぷり四ツの戦いは1-1のまま延長戦に突入する。
と、その前に8回裏オリックスの攻撃で決定的なチャンスがあった。一死三塁という絶好機で打順はクリーンアップにまわる。ここで日ハムは三番糸井、四番T-岡田に足に不安を抱える左腕宮西をぶつける。いつもの制球が見られない宮西にオリックスの打者が面食らったのだろうか、二者連続空振り三振に倒れた。
試合はオリックスが先制するも、今季限りで引退を表明している稲葉選手の代打同点タイムリーで追いつき、最後は延長10回、あの男の一振りで決めた。四番中田翔である。
オリックスのクローザー平野投手の初球150キロのストレートを完璧に捉えた打球は、一直線にバックスクリーンに飛び込んだ。試合後に、宮西投手と抱き合う栗山監督の姿がありましたね。
さて、4時間を超える熱戦の疲れを抱えたまま日ハムは今日からのソフトバンク戦に臨む。勢いがついたまま突っ走ってペナントレース三位からリーグ優勝をもぎとるか。それともオリックスとの大激戦の疲れが出てしまうのか・・・
なーんて、言っている場合じゃない。好調阪神をドームで待ち受ける巨人の心配をしなきゃあ。先発は誰だろう?
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