プロ野球日本シリーズは
ソフトバンクが優勝したみたいですね。まずは、ソフトバンク、
日本一おめでとう!!パフ!パフ!
スポーツニュースで結果を知ったのですが、
幕切れがなんとも後味が悪かったようですね。一点を追う阪神9回表の攻撃は、SB
サファテ投手の乱調で
一死満塁の絶好機。打者
西岡選手のカウントは3ボール1ストライク。サファテ投手の5球目を打った西岡選手の打球は
一塁ゴロ。
3-2-3(3-2-4だったかも)の併殺で試合終了、と思いきや
細川捕手からの送球が打者走者の背中に当たりファウルグラウンドを転々。この間に二塁走者が同点のホームイン。しかし、球審は西岡選手の走塁がファウルラインの内側を走っていたとして守備妨害をとって
アウトの判定。
当然ながら阪神
和田監督が猛抗議。アウトと思いつつ、判定は覆らないことも承知での抗議は辛かったでしょうね。この場面、VTRを見ると西岡選手は明らかにファウルラインの内側を走っていました。微妙な判定になりそうなときは、逆に
スリーフットラインの外側を走るくらいでないと守備妨害を取られます。捕手が一塁に送球しようとしているときに、ファウルラインの内側(フェアグラウンド側)に
片足でもはみ出ていたら、暴投とか背中に当たったとかは関係なく
打者アウトですから。
この打者走者の走塁は少年野球や高校野球でも先ず最初に教える
ルールの一つです。右打者ならば走り出しはファウルラインの内側ですが、後半はスリーフットラインとの間を走らなければなりません。阪神の西岡選手は
左打席からのスタートです。普通に一直線に一塁に向かうならファウルラインの内側に入ることは絶対に有り得ません。
併殺を阻止するために故意に
左側に走路をとったのです。勿論、ラインを
はみ出さない範囲でならクレバーなプレーと言えるでしょう。
PR
後味の悪さが残る結末だったのは確かですね。勝ったホークスはすっきりした形で勝たせて上げたかったし、負けたタイガースも、すっきとした形で負けさせて上げたかった。
結果としてはホークスの「4勝1敗」となった訳ですが、両チームの戦力差はそんなに無かったと思うんです。紙一重の差でホークスが勝ち抜けた。じゃあ、其の紙一重の差は、何が起因したのか?矢張り、レギュラー・シーズン終盤での連敗地獄が、ホークスの選手達の精神力を極限迄高めたのではないでしょうか。