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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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テレビ離れが拡大

 MSN産経によると、若者のテレビ離れが拡大しているという。なんでも、同じような顔ぶれのお笑い芸人が同じようなバカ騒ぎを繰り返している、そうである。まあ、そこまで言うか!との思いもあるが、かつてのクレージーキャッツドリフターズコント55号などの存在感を示す芸人がいないというのは感じている。
 さて、あのいやな司会者が去ったので民放のお笑い番組も、前よりは見る機会は増えていると思うが、パッとしたタレントはいないようだ。

 実は、一年ほど前入ったラーメン店で近くの受像機から流れていたメロディー?が気になっていたのが、先日やっと判明した。
♪ どんぶらこっこ どんぶらこっこ ・・・ ♪
 と昔話「桃太郎」を可笑しくアレンジしたコントなのだが、コンビ名は「2700」、お題は「リズム劇桃太郎」という。本家「桃太郎」は桃から生まれた桃太郎がサル、犬、キジをお供に鬼退治するのだが、コント「桃太郎」に桃太郎は登場しない「桃」が鬼退治に行くのだ。川を流れる桃を「どんぶらこっこ~」と面白おかしくリズムよく表現する様が、村長のツボにはまってしまったのである。
 また、最近耳に残っているメロディーがあった。NHKTVでやっていたミュージックジャパンで、なんとかいう女性のグループが歌っていたなんとかという曲のリズムが、日本のお祭りの音頭に似ていたのだ。その耳に残っていた一節を次女に訊くと(こういうのは次女が詳しい、2700も次女から教えてもらった)、韓国の「少女時代」というグループが歌う「バッドガール/Bad Girl 」なのだそうだ。
 以前クローズアップ現代でも取り上げていたグループなのだが、その時は韓国版AKB48くらいにしか思っていなかったのだが、この曲に関してはなかなかのパフォーマンスとみた。なにしろリズム(テンポ)がいい。それに二部の掛け声と二部のメロディーが重なり、2オクターブに及ぶメロディーを全員でカバーしている。地声で2オクターブはプロなら当たり前だが、ジャリタレだと思っていたので「おお!」となってしまうのだ。
 それにしても、年末の民放の特番はMSN産経ではないが、見る気が起きない番組のオンパレードである。
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はじめての外国語の歌

 それは村長が10歳を迎えた直後の12月24日の夜のこと。スペイン語を習っていたに連れられて参加したクリスマス会。キャンドルの灯を点し、参加者全員で「聖しこの夜」を歌ったのです。
 ♪ ノーチェ デ パス ・・・ ♪
 母が言語の上に書いてくれたカタカナを必死で追いながら歌ったのを覚えています。多分これが二度目外国語で歌った外国語曲だったと思います。
 数日後三曲目の外国語の曲を覚えることとなろうとは、この時予想だにしませんでした。青森に住む叔父さんが諏訪に遊びにきたのです。叔父さんは、あのミスター長嶋茂雄氏と同期の立教大学生。そう 「セントポール ウィル シャイン トゥナイ セントポール ウィルシャイン ・・・ 」でした。

 そして栄えある(?)初めての外国語曲は?なんと、村長の母方の親戚なら皆知っているニューギニアの現地民の歌なのです。
♪ オンバ プテプテ オンバ ダッタダリラ
    キッパ スレッソ プテプテ
     ヤンマ アンモリ スンダジャ ウラササー
                  ヤンサ ヤバタネ ♪
 
母方の祖父が大東亜戦争で赴任したニューギニアは、「渾(こん)作戦」などでも知られる過酷な南方戦線でした。サルミという地区だと思いますが、陸軍第36師団通称「雪兵団」祖父の部隊は、怪我人やマラリヤなどの病人を休ませるためにその部落に長期滞在しました。現地民に言語を教えたり農業を指導し、代わりに食料や薬の提供を受けたのです。やがて部隊が移動する日が近づいてきました。名残を惜しんだ現地民たちが歌ってくれたのがこの歌だったそうです。青森の兵隊さん、ありがとう!という意味なのだそうです。

PC、また故障

 ここ半年間は順調に動いていたファーストPC。突然HDDが逝ってしまった。さいわいデータはUSBメモリーにバックアップしていたので、一日分のメールが無くなっただけで済んだのだが、パーティーションを切っていたドライブは見ることはできなかった。復旧専門の業者に、ウン万円を支払って取り出してもらうほどの大事なデータは無いので、廃棄処分にすることにした。
 更に古い(ウィンドウズXP_SP1)PCのHDDを拝借してクリーンインストール。やっと今日ほぼ80%回復。あとはおまけのソフトを入れるだけだ。
 もう一台、更に更に古いWin98SEのマシンもある。約12年間、現役でがんばっている。CPUはセレロン700MHzの、このポンコツには、10年ほど前にシェアウェアで買ったソフトマシン名とCPUで登録されている。ソフト開発会社が消えてしまったため追加ライセンスや再登録、アップグレードなどもできず、このPCでしか動かないのだ。今では考えられない低スペックのマシンだが、扱うファイルはWAVとMP3だけなので、そんなにストレスは感じない(WMPは使っていない)。
 12年も頑張っている20GBのHDDに対して、3年間で二度壊れたファーストマシンのHDD(一台はSATA)は村長の使い方が悪かったのだろうか?
 それにしてもバックアップ用に使っているUSBメモリーも三年前に比べると安くなったものだ。当時6,000円で買った32GBのものが今日価格ドットコムで調べると、3,000円を切っている。ノーブランドのモノだと1,999円だ。

ブータン国王夫妻来日

 ブータン王国の若き国王と王妃が来日し、その容姿や言動が注目されております。昨夜のテレビ報道ではお二人の馴れ初めを紹介してました。なんとペマ王妃歳のとき17歳のワンチュク皇太子「10年後にお嫁さんにしてください」とプロポーズしたのだそうです。「もしその時独身だったら、あなたと結婚する」と答えた皇太子にも驚きですね。
 ワンチュク国王は、日本の王室と立憲制度をモデルにしている、と述べておりました。また、国民総幸福量(Gross National Happiness :GNH)を追求することを宣言し、経済成長よりも心の満足度を優先する政策をとっております。一見測ることが出来ない幸福度を4つの項目に分類して、その達成度を国民が評価することで幸せかどうかを国民自身が決めるのです。その4つとは。
 持続可能で公平な社会経済開発
 自然環境の保護
 有形、無形文化財の保護
 良い統治

なのだそうです。特に日本が(逆に)学ぶべきは4番目の「良い統治」ではないでしょうか。ブータンでは地方の自治体が、自分たちで作った開発案を政府に提案する。地方分権だ!

 国王夫妻の報道を見ていて、昔見た映画を思い出した。「 Lost Horizon /失はれた地平線」だ。1930年代の中国が舞台で、主役は英国領事。領事と友人たちは、争乱が勃発した内地から東の上海に脱出することに。ところが、その飛行機はハイジャックされ西へ向かうのだが、ガス欠のためヒマラヤ山中に不時着。ハイジャック犯(操縦していた)はこの事故で死亡。寒さで凍えていた乗客を助けたのは謎の東洋人。領事たちは、文明社会からは全く無縁のシャングリ・ラ(理想郷)に誘われる。
 そのシャングリ・ラはもしかするとブータン王国だったのでは?!

「そこの肉、けろ」

 今年も、日ハム・ダルビッシュ、SB・和田、楽天・岩隈などの投手を中心にメジャーを目指すと思われる選手がスポーツ紙を賑わしております。ここ津軽で、「めじゃー」と言えば「美味しい」の意、東京の石ちゃんは、「まいうー」
 また、津軽で「わいはー」といっても、業界用語の「ハワイ」のことではありません。驚いたりたまげたときに発する感嘆詞で、「うわー」とか「えぇー」とでもいたところか。
 そして、ウソのような本当の話。主役は川崎出身のI君。学生時代バンドのメンバー4人で東北三大祭りツアーを計画。青森では恐山に行ったりねぶた祭りを見て、一泊お世話になる叔父さんの家バーベキューをすることになった。叔母さんよったりは、近所のスーパーに買出しに。
 叔母さんの指揮のもと、野菜と卵班の二人と分かれた肉班I君と村長は精肉売り場へ。どの肉がいいか選んでいると、叔母さん「そこのお肉、とってけろ」
 I君が村長に小声で訊ねた。「青森の習慣では、肉を蹴るのですか?」
  津軽弁では、「~して下さい」を「~してけろ」とか「~してけれ」と言います。

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