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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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はじめての外国語の歌

 それは村長が10歳を迎えた直後の12月24日の夜のこと。スペイン語を習っていたに連れられて参加したクリスマス会。キャンドルの灯を点し、参加者全員で「聖しこの夜」を歌ったのです。
 ♪ ノーチェ デ パス ・・・ ♪
 母が言語の上に書いてくれたカタカナを必死で追いながら歌ったのを覚えています。多分これが二度目外国語で歌った外国語曲だったと思います。
 数日後三曲目の外国語の曲を覚えることとなろうとは、この時予想だにしませんでした。青森に住む叔父さんが諏訪に遊びにきたのです。叔父さんは、あのミスター長嶋茂雄氏と同期の立教大学生。そう 「セントポール ウィル シャイン トゥナイ セントポール ウィルシャイン ・・・ 」でした。

 そして栄えある(?)初めての外国語曲は?なんと、村長の母方の親戚なら皆知っているニューギニアの現地民の歌なのです。
♪ オンバ プテプテ オンバ ダッタダリラ
    キッパ スレッソ プテプテ
     ヤンマ アンモリ スンダジャ ウラササー
                  ヤンサ ヤバタネ ♪
 
母方の祖父が大東亜戦争で赴任したニューギニアは、「渾(こん)作戦」などでも知られる過酷な南方戦線でした。サルミという地区だと思いますが、陸軍第36師団通称「雪兵団」祖父の部隊は、怪我人やマラリヤなどの病人を休ませるためにその部落に長期滞在しました。現地民に言語を教えたり農業を指導し、代わりに食料や薬の提供を受けたのです。やがて部隊が移動する日が近づいてきました。名残を惜しんだ現地民たちが歌ってくれたのがこの歌だったそうです。青森の兵隊さん、ありがとう!という意味なのだそうです。
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