「ぐうの音も出ない」とは、一言も反論できないことをいう。今日、二つのニュースでそんな一言を発見。
まずは、プロ野球解説者の
水野雄仁氏。5日の阪神戦での実況アナとのコンビで解説をしていた。その夜は余程虫の居所が悪かったのか、幾度となく噛み合わない会話があったそうである。そして、阪神の藤浪選手が送りバントを失敗した場面での「あれでは
WBC代表としていかがなものか」というアナウンサーに水野氏。
「DHねっ!」。ははは、これはぐうの音も出ない。WBCは基本的に投手は打席に立たない(日ハムの大谷選手は別だろうが)。
もう一つは落語家の
歌丸師匠。予てより政治家への批判ネタを不愉快に思っていた
とある政治家が飛行機に同乗した際、
「あまり政治家の悪口は言うなよ」と言ったそうである。すかさず歌丸師匠、
「悪口を言われるような政治家になるな」。これは、ぐうの音も出ない、しかも機知に富んでいる。
村長が一番
気に入っている一言がある。今現在話題の
ヒラリー・クリントン氏だ。夫で元米大統領のビル氏と立ち寄った
故郷のガソリンスタンド。そこの経営者は昔のヒラリー氏のボーイフレンドだった。ビル氏が
「僕と結婚しなかったら、田舎でガソリンスタンド経営の男の妻になっていたんだね」。そこでヒラリー氏、
「なに言ってんの。あの人と結婚していたら、あの男が米大統領になっていたわよ」。ビルさん、ぐうの音も出なかったでしょうね。
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