大方の予想通り、自公が2/3超えの議席を得て第三期安倍政権は発足した。昨日のとある新聞には、「集団的自衛権、信任」の見出し。また、ある新聞では「一層の右傾化が進む」とも。
まあ、総理は「アベノミクスを問う選挙」と言って解散したのだから経済面では信任、と言ってもいいだろう。村長的には反対なのだが。
しかし、右寄りと言われる「次世代の党」が惨敗し、左の「共産党が大躍進」したことをもって右傾化はないだろう。むしろ左傾化が加速する、とでも書いた方が正確な分析だろう(マスコミは絶対に書かないだろうが)。
右左はどうでもいいが、今回の選挙で「消費税廃止」を訴えていたのは、共産党だけだ。その党が「経済を争点」の選挙で大勝利したことの意味は大きい。村長の独断解釈では、消費税以外では仕方なく自民党議員に投票したが、比例では消費税撤廃の共産党を書いた、という投票傾向だったのでは?と解釈する。
今日の安倍総理のインタビュー?で、中小企業の経営者に所得アップを迫っていましたが、ちょっと違う(アベコベ)のでは・・・変な政策続きの政権がデフレでも庶民は「困っていない」、「痛みは消えている」と勘違いしている原因は、家電エコポイントやエコカー減税、子ども手当、住宅ローン減税などで消費者に実弾援護してきたからだ。
今こそ消費税廃止(一時廃止)が望まれる。これこそが、今回の選挙の民意だと思う。何でもかんでも「信任を得た」で突っ走ると、どんどんと民意から離れていくことを認識してほしい。
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