甲子園では早実の一年生
清宮幸太郎君が爆発しましたね。一、二回戦では死球などもあり8打数3安打とやや手こずっているように見受けられましたが、今日はパワー全開。2点本塁打に3点二塁打など
4打数3安打8塁打5打点と大暴れ。もちろん死球も一つ、これで
三試合連続死球(笑)。
評判通り打撃と足を披露した関東一高の
オコエ瑠偉中堅手も凄いと思いますが、悪送球はいただけませんね。折角俊足を生かして安打の打球を処理しても、本塁への送球が三本間に逸れるなんて・・・
あと、チラッと登板しただけですが、東海大相模の
小笠原投手。さらりと151キロを出してモノが違うぞ、という強烈な印象を与えました。この三校が優勝するのでは?と思っております。
さて、昨夜の巨人vs中日は7-2と結果的には楽勝の部類に入ると思いますが、残念なことも。5回裏4点差を追う中日、一死二三塁のチャンスで事件は起きた。巨人の先発投手
ポレダの初球は3番
ルナへの死球。これにルナが激怒。両軍選手が出て一触即発の事態に。
球審は
「警告試合」を宣言して試合は再開された。これにより、危険球はもちろん死球も即退場を宣せられることになった。ところが8回阿部選手への死球は
「普通に死球」で、当てた高橋聡投手にはなんのお咎めもナシ。これには
原監督も納得できない様子で球審に詰め寄る。試合後のインタビューでも
「警告試合の意味ないじゃん。あとは審判に聞いてください」。
巨人ファンとして言わせて貰えば、村長が主審だったら高橋投手には
退場を言い渡していたでしょう。というのも、阿部選手にはかなり危険な内角球がきていた(もちろん他の投手ですが)。4番に復帰した阿部選手だが、なかなかヒットが出ない。かなりイライラが溜まっていたとは思いますが、じっと堪えて一塁に向かいました。あそこで高橋投手に
一歩でも向かっていたら、恐らく球審は高橋投手を危険球退場処分にしていたでしょう。
ただ警告試合が宣せられると「以後は死球が投げられると無条件で投手は退場となる」は
間違い。正しくは、
「以後は死球が投げられると審判は投手を退場にできる」。と主審の判断に任せる幅を持たせている。でも、殆どの警告試合では死球を与えた投手は
即退場させられている。つまり
解釈として、
危険球は主審の主観で決まるが、
死球の場合はかなりの確率で
危険球と認定できるから。
村長は、阿部選手が
「普通は死球を恐れて内角を狙わないのにアイツ(高橋投手)はよく投げた」と穏やかに済まそうとしたのでは?と思いたい。
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