ハーラートップを走る
菅野投手に注目の目はいきがちですが、忘れてならないのは2勝差で追う
戸郷投手。高校ドラフト6位指名の二年目、弱冠20歳の新人だ。昨夜も絶不調のヤクルト相手に5回無失点で
7勝目を挙げた。
そして、もう一人売り出し中なのが、
育成の星、
松原聖弥外野手。25歳である。足と肩が売り?と聞くが、打撃も思い切りが良くパンチ力のある打撃と見た。まだ一軍への慣れが足りないせいか、走塁やバントなどでミスも目立つが、・・・何?
後藤コーチゆずりの暴走?
そんな彼が
強肩を発揮したのが、昨夜の4回裏。4回表に追加点を挙げ、
2-0と優位に立った巨人をヤクルトが攻める。
二死三塁から投手の高梨の打球は、右前への鋭い当たり。ワンバウンドで処理した松原選手は、迷わずに一塁送球。これが間一髪アウト。
ライトゴロ完成だ。当たり前と言えば、それまでだが、試合後
原監督も述べていたように、満塁本塁打にも匹敵するプレーだった。単に1点を阻んだだけでなく、あれがセーフだったならば上位打線に繋がることで、
試合の流れは相手に移っていた。
ここ数試合の打撃や走塁に加え、強肩も披露できた松原選手は、
持っている、のかもしれない。そのプレーもあって投球数は99球と多すぎましたが
5回を投げ切れた(勝ち投手の権利をつかんだ)
戸郷投手も、
持っている、のかもしれない。
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