雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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2024/11/24 07:49

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　数十年前、あるセミナーでルーマニア人と知り合う機会があった。その彼が言うには、「ルーマニア語が世界一難しい言語だと思っていたが、日本語には負けるだろう」
　先日、NHKのバラエティ番組「みんなでニホンGO！」で、GHQによる「日本語のローマ字化」を取り上げておりました。ポツダム宣言の執行のための連合国機関が何を血迷う、というのはさて置いて。提案したのは、米軍将校のジョン・ベンゼル。ウィキによると、日本の民主化を遅らせているのは、漢字文化だとしてローマ字化により、識字率を上げよう、という訳だ。
　そこで白羽の矢は、東大助手の言語学者柴田武氏に。彼はこのローマ字化の熱心な推進論者であった。
　日本語の読み書き調査の為、昭和２３年大規模な漢字テストが全国約４００箇所で実施され、無作為に選出された１５－６４歳の男女２万人弱が問題に取り組んだ。中には、「全く読み書きができないので天皇陛下に申し訳ない」、と不参加を口にする老婆も。
　戦後間もない時期の漢字テストの結果にベンゼルは驚く。平均点は７８点。これを受けて若い将校は愚挙に出る。銀座第一ホテルに柴田氏を呼ぶと、「試験結果の改ざんを要求」。字の読めない人が多くなくては、日本語のローマ字化の大義名分が立たないのだ。
　柴田氏は、これを拒否。ここにGHQ、いやアメリカの日本人愚民化工作は失敗する。恐らく、ローマ字化⇒英語化、というシナリオだったに違いない。

路傍のホシ

2010/10/20 11:08

　日曜日に起きたタクシー強盗の続き。
　男は衰弱しきった様子で道端にうずくまっていた。たまたま通りかかった会社員が１１９番に通報。救急車で青森市内の病院に搬送された。１９日の朝のことである。
　その後、男の人相、服装、発見場所などから事件との関連を疑った青森署の捜査員は慎重に捜査。退院後に任意同行を求め、容疑が固まったとして午後８時過ぎ逮捕した。容疑者の男は、無職の葛西涼（２３）で、住所は神奈川県相模原市相武台だと言う。
　地元の人間なら「ガス穴」が点在するような場所を真夜中に徒歩で逃走はしない、と思っていました。やはり、土地鑑はなかったようですね。被害に遭ったタクシーが我が家の近くの「都（みやこ）タクシー」ということもあり、ご近所ではここ二日間この話題でもちきりでした。とにかく、容疑者も住民も、まずは一安心。猿ならば捕獲され、熊は射殺される事態もあるなか、ヒトでよかった。

　余談ですが、「葛西涼」を検索してビックリ。いかがわしいサイトがズラーッと出てきますので、要注意！

田代でタクシー強盗

2010/10/18 10:16

　田代平（たしろだいら）と言えば、今が紅葉の身頃。また、「ガス穴」で有名になった広大な湿原でも全国に知られている。市内からは国道１０３号線を車で３、４０分走ると休憩所、「萱野茶屋」に着く。

　昨日の朝９時頃、１０３号を車で田代平方面に向かっていると、普段はまばらな車列の道路が渋滞している。「紅葉狩りか、栗拾い、あるいはキノコ狩りの車で混雑しているのだろう」などと思っていると、複数台の警察車両が目に入る。停止命令を受けて窓を開けると、一人の警官が近づいて来た。「田代平でタクシー強盗が発生し、犯人が徒歩で逃走しているので、注意して下さい」。
　今朝の東奥日報によると、午前０時に乗客を装いタクシー運転手にカネを強要したものの、抵抗に合い一銭も盗らずに徒歩で逃走。
　これって、凄すぎ！！ガス穴の存在を知らない男なのだろうか？あの湿原を真っ暗闇の中、走って（歩いて）無事に逃げ切るとは。

日本ｖｓ中国、大差で日本の負け

2010/10/02 15:33

　昨夜、中国当局に拘束されていたフジタ社員三名が帰国会見を開いておりました。いろいろと「変な」箇所がありました。
　まず「変な」のは、４人（プラス１人）が拘束された場所。立ち入り禁止のゲート前で４時間半足止め後に拘束された。デジカメ撮影はプラス１の中国人社員だという。説明を聞く限り「禁止区域」には入っていないことになる。更に中国人社員はどうなっているのだろう？未だに拘束？釈放された？
　日本政府により処分保留で、反省文も書かされず釈放された「中国漁船」の船長は、帰国後熱烈歓迎を受けた。一方三名のフジタ社員は、まるで犯罪者。謝罪と拘束が続く同僚の早期解放を涙ながらに訴えていた。
　そして、釈放された井上さんは上海現地法人の所属だという。だとすれば、日本に帰ったのは、国外追放という重い処分なのではないだろうか？

　さて、最もトンチンカンなのは、羽田参院国対委員長（父親は元首相の羽田孜氏）。「三人が解放されたとはいえ、まだ一人拘束されており、国益を損なわぬよう慎重に対応しなければならない」と、ビデオ公開に後ろ向きな発言をした。あれ？！たしか、仙石官房長官は「尖閣問題と４名の拘束は関係ない」と述べていたのでは。確かにビデオ公開は日中間の経済にはマイナスになろうが、世界がどう見るか？恐らく「衝突はどっちもどっちだったのでは？」と思うだろう。対世界を考えればより国益を損なうのでは？

　日本ｖｓ中国「外交戦」、大差で中国の勝ち。中国は、はっきりと「４人は中国法違反を認めた」と言い、日本は船員１４名は即釈放、船長も処分保留で釈放。今後、正式処分－身柄要求などできる筈もない。

秋色に染まった夏の虫

2010/09/27 01:16

　堺市の老人ホームで全身ピンク色のバッタが見つかり、話題になったという。発見した渡名喜（読み方知らず）さんは入所者に、「夏の虫が秋色に染まった」と紹介したそうである。キリギリスの一種クビキリギスの変異というが、恐ろしい名前とは裏腹に微笑ましい話題だ。職員の渡名喜（何と読むのだろう）さんの粋な計らいもファインプレーだ。
　バッタといえば昔よく食べた、「イナゴの佃煮」を思い出す。今日たまたま信州の友人から荷物が届いた。数日前に、「何か信州の味を送るぞ」と電話があったので、もしや・・・と期待したが入っていなかった。中身は、凍み豆腐やワカサギの佃煮、野沢菜漬けに味噌、そして信州名物「イカの塩漬け」
　「イナゴの佃煮」は、「蜂の子」や「ざざむし」と並んで、ゲテモノと世間では言われている。村長のご幼少の頃は、「蜂の子」や「イナゴの佃煮」を食したものだ。当時、これらは蛋白質などの貴重な栄養源でした。そうそう、カエルもよく食べたなあ。

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