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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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「人が石垣」

 埼玉のとある神社で起きた賽銭ドロ逮捕劇に、思わず飲んでいたコーヒーを吹きそうになりました。なんと石垣に擬態?した捜査員が4時間の張り込みの末、見事ドロ吉を確保しました。
 有名な「人は石垣・・・」は、武田信玄でしたが、「石垣が人」、あるいは「人が石垣」とは。まさに忍者。擬態を解いて確保に向かう一人の捜査員が、すべって転倒する様子にも笑ってしまいましたが、無事作戦成功ということで。愛嬌!愛嬌!
 それにしても、4人の捜査員の証言に防犯カメラの映像があるのに、現行犯逮捕されたこのドロ吉さん、犯行を否認だって。日本の忍者警察をなめんなよ!という事件でした。
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学問の自由?

なんか、学問の自由がー!とか騒いでいます。例の日本学術会議とかいう組織のことです。「えっ!」行政機関の一つにすぎない組織の人事権が行政府にあるのに。その方法も事前に政府側と協議し、定員(改選数105名)を上回る候補者から定員数を任命することであった。ところが、前例(慣習的な事前協議→任命)を破った現会長には批判が飛ばず、すが総理(元首相の菅直人氏と区別する)に「慣例を破った」と変な攻撃。
 さらに変な人発見。「任命をしないのは、学問の自由への侵害だー」って、間違ってますよ。もっと自由に研究に没頭したいのなら会議のメンバーになどならない方がベターでしょうね。また、軍事関連の研究をしたい学者の権利を禁止している会議が自由がー!はおかしいでしょ。北大の省エネ技術研究に対し、学術会議のメンバーが乗り込んで、軍事研究になりかねない、と研究断念させた行為を言っているのです。もし、本当なら事業仕分け(懐かしい言葉)の対象組織ですね。もしや、数年前から騒いでいる「フッ化水素などの軍事転用可能品目の輸出制限問題(某国をホワイト国除外措置」。提言はこの組織から?と、思ってしまった村長です。
 今回6名が任命されなかったわけですが、すが総理に説明を求めるのなら、105名の推薦理由も出させるべきでしょう。さらに、6名が金銭的な損害や名誉を棄損されたのなら司法の場で決着させるべきでしょう。ある意味日本的とも言える、『グレーゾーンの行政府の権限』が法的に決着することで、野党や少数派には逆効果になるとは思いますけど・・・ルー大柴風に言えば、ブッシュからスネーク?

夏は終わった?

一昨日は、あまりの暑さにクーラーの稼働時間が5時間。途中で換気しながら午前11時から午後3時までと、夜の就寝前に1時間運転。
 ところが、今日は寒いくらいの陽気。最高温度も26℃という予報。窓を開けるとヒンヤリとした風が入ってきております。と、40℃なんて気の遠くなるような気温の都会人には羨ましい、ここ津軽の夏です。
 自粛警察もどきの張り紙もなんのその、結構帰省する人はいるようですね。ところで、気になっているのが、例の「GoToキャンペーンでコロナ感染が広がる!」という懸念。岩手県の知事さんも「キャンペーンは早急だった」との感想を口にしております。約一か月経ちますが、数字は?現代風に言えば、エビデンスは?全国的にみて、帰省による感染拡散は報じられてますが、Goto による数値は報じられておりません。その比較なしには語れないとおもうのですが?

 昔は、「ねぶたが終わると秋風が吹く」でしたが、近年は、「お盆が終わると秋風が・・・」となっているようです。とはいえ、寝苦しい夜はまだ続きそうです。コロナも熱中症も無縁の青森に、「今年は帰らないよ」と東京の娘からメールが入っておりました。

高校野球と8.15

 今年もやってきた、終戦の日。いつもの暑い夏ではあるが、今年は夏の甲子園が無い。いや、春の選抜も無かった。代わりに開催されているのが交流戦である。真っ黒く日焼けした顔と元気に走り回る高校生の姿は例年と同じだが、客席は違っていた。応援はなし。生徒も一般客も不在の大会である。
 そして、正午。恒例となった『一分間の黙祷』が執り行われた。彼らの胸に去来するものは何だったんだろう?もう75年。ネット世代、ミレニアム世代、などと呼ばれる彼らは、自分で考え、広く世界から情報を得ることができる。変に偏った教師から変な思想を吹き込まれることも少ない。
 そんな若者の数人と話をした。お墓参りに行った際の十数分間ではあったが、村長世代の話(歴史や政治など)との大きな隔たりを感じた。と言うより、安心した。可笑しいことを可笑しいと言えるのは良いことである。レガシーメディアが報じる情報にも惑わされていない。「なんで?」と思ったらネットで調べる。某新聞が報じたアレは違うんじゃないか?とネットで調べる。いい時代になったのかもしれない。
 8月15日になると、恒例の靖国批判が某国から届く。総理も天皇も参拝していないのに。
 香港問題で批判すると、「内政に干渉するな!」である。とんだダブスタだ。某国が配慮しろ、と言い安倍総理が配慮した。で、あるならば、我が国に対する配慮の姿勢を一回でも示したのか?と問いたい。

陽性者は被害者、とはいえ

新型コロナの陽性者数が連日報じられております。どこかの自治体の長は、「感染者に対する誹謗中傷はやめるように」みたいなコメントを出しておりました。勿論、病を正しく恐れている自粛民が、訳も分から突然「あなたは陽性です」と言われる、所謂感染経路不明者は、完全に被害者だろう。その人に感染させた人も、ある意味被害者なのかもしれない。加害者なき感染である。しかし、感染拡大を避けずに感染者を作る、あるいは感染させても構わない考えの人は、加害者なのではないだろうか。
 例えば、発熱や味覚障害があるのに無理して旅行やイベントに参加して感染させる。これは非難されても仕方ないだろう。
 そんな事例が市内で起きている。いや、遠く離れた十和田市で起きている。発端は一ケ月ほど前に『夜の街』関連で陽性と判定された出張風俗嬢濃厚接触者として名前が挙がっていた(非公表)青森市在住の警察官が、検査要請を無視して勤務地の十和田市の食堂に通っていた。その後、彼の陽性発覚により食堂は休業、店主夫妻は二週間の観察隔離生活を余儀なくされた。
 先月末、この店主は、「感染の疑いが濃いのに濃厚接触を認めず、検査もせずに来店した。許せない」と、損害賠償を求める意向を示した。警察官といえども感染したのは風俗嬢からなので、被害者には違いない。しかし、その後の行動は被害者のとる行動とは言えない。十和田市の食堂店主の言い分も、その通りだ。法律は詳しくないし、十和田市の対応も聞いていないので全くの個人的意見ですが、管理責任のある青森市、食堂のある十和田市、警察官本人で話し合ってうまく纏まること(示談)がベストだろう。しかし、一度落ちた評判(風評も含めて)は簡単には回復できないでしょうね。一つだけ、救いなのは、その後陽性者が出ていないこと。青森県は再び感染者ゼロモードに入っております。

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