国連では環境問題に素人の少女を使って、CO2排出ヘイトスピーチが話題になっておりました。CO2排出というより、わが国でも一時期問題となった有毒ガス排出の観点からも、
企業や酪農を敵視するのではなく(あの少女が
ヴィーガンと聞きます)、
きれいな空気は汚さない工夫を考えるべきでしょう。
そんな
究極のデバイスを作った旭化成の名誉フェローで名城大教授の
吉野彰氏が今年の
ノーベル化学賞を受賞しました。まさに
「我々の生活に革命をもたらし、人類にとって偉大な貢献をした」発明と言えるでしょう。
リチウムイオン電池、アメリカの二人の博士との共同受賞だそうですが、今後広がる
電気自動車や電機飛行機にとっても、蓄電という技術は
自然エネルギー発電の最大の弱点である、
安定供給問題を克服する偉業です。(一部
蓄電型風力発電はありますが)
吉野氏はインタビューで、研究には
「柔軟な脳と強固な執着心」が大事だと述べておりました。相反することが重要って、凡人には難しい言葉ですが、同じ
団塊の世代としては拍手喝采ですね。この分野はまだまだ謎が多い、とも仰っております。聞けば、米国の教授は御年
95歳とか。これからも未知の世界をちょっとづつ解き明かしていって下さい。
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