ファイアーマン、
デラロサ投手の球をDeNA最後の打者が空振り。この瞬間、
5年ぶり、37回目の
セ・リーグ制覇が達成された。延長10回の激戦だった。最後はデラロサ投手の速球、変化球がうなりを上げ、三者三振というパーフェクトで胴上げ投手となった。
誰はばかることなく、
真っ赤な目をした
原辰徳監督の体が
8回宙に舞う。
・・・ 読売巨人軍 まずは、おめでとう! ・・・
試合後のインタビューで、「若手とベテランのバランス、阿部慎之介という精神的支柱に、坂本勇人、丸佳浩などの中堅に若手が随所で輝きを見せた」と、全員の野球を口にした原監督でした。
投手では、前半の菅野、山口は安定しており、新人の高橋に加えマルチネス、今村もよくふんばったといえます。中継ぎ陣は中川、高木、田口、戸根の左に、右の澤村、宮國、鍵谷もまあまあの活躍でした。前半のアダメス、後半のマシソンはまだまだ本調子とはいきませんでした。
優勝の一因に挙げられるのは、やはり打線(攻撃陣)でしょう。日替わりでヒーローが出たり、足の増田選手、守りでは丸、亀井の両外野手が目立ちました。そして、三冠王も夢ではないことを印象付けたキャプテンには30の大台に乗ったとはいえ、まだまだ伸びる予感さえ感じました。村長の瞼には、
12年前に市営球場で見た青森大会の決勝戦、8-1で青森山田に敗れた試合で打ったセンターバックスクリーンへの一発がいまだに焼き付いております。たしか、2年生で光星学院の4番を打っていたと記憶してます。相手はその後ロッテに入った柳田投手でした。
そして、村長押しの
小林捕手。今年は炭谷、大城、そして阿部という刺激剤はありましたが、まだまだ
欲が足りないと感じました。今日の9回表に見せた右前への同点打は見事でした。もっともっと、欲を見せて欲しいと願う村長です。
さて、監督もフライング気味に口にしておりましたが、村長も今年の
セのMVPは坂本主将に一票。
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ジャイアンツのリーグ優勝、本当に嬉しかったです。又、CS勝ち抜けにもほっとしました。でも、日本シリーズは・・・(苦笑)。
記事にもしましたが、2010年以降の結果を鑑みると、パ・リーグとセ・リーグの野球の質が明らかに異なっており、セ・リーグとしてきちんと対策を打った上、各チームが「パ・リーグの野球に負けないチーム作り」をしないと、セ・リーグのチームが日本シリーズで勝ち抜くのは難しい気がします。