中学生の頃流行った米テレビの
「コルト45」の歌の一節。「コ~ルト45」のフォーティファイブは、「フォーリファイブと発音するんだヨ!」と一つ上の遊び仲間に教えられた。
親からコルトの
おもちゃ拳銃を買ってもらったのはいいが、プラスチック製の弾丸を倍に飛ばそうと撃鉄のバネを強くしたために一発で撃鉄を壊したこと。放課後の教室の机や椅子で砦を作り、級友三名で「アラモごっこ」をし、反省文を書かされたり。おもちゃの銃を学校に持って行き没収されたことなど、個人的にも思い出深いコルト。そのコルト社が倒産したそうである。時代と言えばそれまでだが、あの国は銃規制など出来ない。
その
「コルト45」の歌詞で最も印象的だったのは、
「おいらは平和を売る男」。物語は銃のセールスマン=ガンマン、という設定なので銃=平和になる。当時は何の疑問も持たずに歌っていたがヨーク考えれば可笑しな歌詞だ。
ドラマの中で主人公が二丁拳銃をサッと引き抜き、コンマ0.何秒かの早打ちで悪を倒す。彼の持っていた
「45ロングコルト」は、「調停者/PeaceMaker 」という愛称でした。結局、銃で平和は作れなかった、ということでしょう。銃で平和が作れるのならもっと銃が売れ、コルト社も繁栄し続けたでしょうから。
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