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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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普天間、抵抗勢力?

 米海兵隊の抑止力を学んだ鳩山総理は、腹案であろう辺野古杭打ち、一部機能の徳之島移転を軸に調整に入った。これから何回でも沖縄、鹿児島に足を運ぶという。
 しかし、民主党の川内博史議員ら6名は、グァム、北マリアナ諸島を視察し、テニアン市に移設受け入れを打診するという。官邸前では、社民党の山内徳信、服部良一議員が、杭打ち反対、国外・県外の公約守れ、と前代未聞の抗議行動。「県内移設は狂気の沙汰」だそうです(笑)。たしか、おたくの党首は「鳩山総理と頑張る」、とか言ってませんでした?
 これぞ抵抗勢力
 でも、国外移設となった場合、45都道府県から反対運動が起こりそう。雲の上の話ではあるが。
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子供手当てはバラマキでは無い

 昨年の民主党のマニフェストの中で、いくつか評価できるものがある。いや、あった。ガソリンなどの暫定税率廃止、(無料化は疑問でも)高速道路料金の無料化、それと子供手当てだ。
 最近、参議院選挙用のマニフェスト策定作業で、子供手当ての満額支給ではなく、保育所建設、給食費無料、教科書無償に当てるという報道が流れた。長妻昭厚労相「マニフェストを変えるなら相当の理由がなければならない」と、あくまでも満額支給を主張している。
 巨額な財源が確保できないのなら、保育所建設も給食や教科書無償化もできないのじゃあ?あーりませんか。村長は長妻大臣を支持します。
 なんの為に暫定税率を廃止し、子供手当てを配るのかを、もう一度よく読んで欲しいものだ。
 「日本経済の成長戦略」の中で、「 子ども手当、高校無償化、高速道路無料化、暫定税率廃止などの政策により、家計の可処分所得を増やし、消費を拡大します。それによって日本の経済を内需主導型へ転換し、安定した経済成長を実現します。」と明記しているではないか!
 もう一つ追記して欲しかったのは、消費税廃止だが、最近では逆に税率を上げる議論が出てきている。タバコの増税といい、「国の莫大な借金は国民が返せ!」と聞こえるのは、村長だけでしょうか?
 
 追記子供手当てという親手当ての他に、大人手当て老人手当ても支給すればいい。つまり、定額給付金だが、それより簡単な手続きで済む消費税撤廃の方が手っ取り早そうに思う。
 税率アップの理由を、社会保障費にまわす、というが、ギリシャ二の舞になりそうな予感が・・・
 

「アニメの殿堂」一号店は北京だって!?

 フテンマ問題に関して鳩山総理は、結局「最低案の下の案」を沖縄に説明しに行っているようです。自民党案の微修正(=パクリ)を自信を持って、迷走せずに提案したみたいです(笑)。

 昨日、たまたま「国立メディア芸術総合センター(通称アニメの殿堂)」の復活を願って書いたところ、経済産業省は、「クール・ジャパン」第一号店を北京に開設し、日本のアニメやまんがのコンテンツ輸出の拠点にするという。
 なにー!これって自民党案のパクリじゃん。お台場に作るのはダメだけれど、北京はOKってなんか変。著作権なんて無視されそうだし。
 さて、「国営まんが喫茶」と旨い表現でバカにしたあの人はなんて言い訳するのでしょう?
 参照:
『「クール・ジャパン」世界戦略拠点第1号は北京 政府、6月にも開設』

実のある遊説を

 ゴールデンウィークになると政府要人、議員さんの海外出張が目に付く。政権は変わっても遊説行事は変わっていないようである。トップはというと、フテンマで大忙しであるが、中には一生懸命「日本」を売り込みに出て行った閣僚もいる。
 まずは、前原誠司国交相。昨年の鳩山総理訪米の際にも、「新幹線技術の売り込み」を進言し、鉄オタ振りを発揮していましたが、「欧州に遅れをとっている。官民が協力して攻勢をかけなければならない」とアメリカに乗り込んだ。
 また、菅直人財務相は省エネ技術を、直島正行経産相は原発プロジェクトインドに提案しに出かけていった。

 そして、誰も売り込みに行かないが、事業仕分けの対象にもなった「デジタル技術(マンガの殿堂)」も日本が誇るグローバル文化である。殿堂建設はムダと判断されてしまいましたが、そのノウハウは海外でも大きな評価を得ている(「アニメ anime 」は日本のアニメーションを指す新語となっている。)
 「国営まんが喫茶」とか、わけわかんない命名をするから不要論が湧き上がったが、アニメ、まんが、ゲームは秋葉原だけでなく、世界が注目している文化だと思う。ぜひ、日本発のメディア芸術を世界に発信してほしい。川端さんでは無理か・・・

「迷走していない」そうですが

 普天間基地移設に関して、鳩山総理は記者団に語った。「迷走はしていない」と。
 ということは、公約通り「最低でも沖縄県外に」が腹案と取れるであろう。そして、「最高案は国外」
 先日は鹿児島県徳之島で地元の有力者と会談しました。「内容は話さない」そうですが、最終的にはこの「最低の案」三顧の礼で纏めることに決めたのではないでしょうか。
 この4日には沖縄を訪問するそうです。読売によると、「政府の最終案を説明したい」そうですが、何をしに沖縄へ?
 沖縄県内移設案は、「最低の案」より下位になります。そんなクズ案を最初から腹に抱えていた(=迷走していない)とは思えません。つまり、国外移設という最高案を当初から念頭に置いていた、今もそれを目指している、が「迷走していない」ことになるから沖縄訪問の意味が解らないのです。

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