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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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菅総理、「デフレだから」でしょうが

 細川厚労相が、「17年度に比べ、物価が下がり現役世代の所得も下がっている。法律に則り公的年金の支給額を下げたい」と言ったのは理解が出来る。それに待ったをかけた菅総理は、もっと理解できる
 何故ならば、「今はデフレだから」。そうはっきりと言えばいいものを。記事によると、どうやら来年春の統一地方選を睨み老人層の票集め対策としてのようである。だとすれば「かんから総理」だ。デフレ宣言したのは、誰だっけ。

 わずか0.3%額が減るだけ、と言うが、「可処分所得が減る」⇒「消費を控える」⇒「売れないから販売価格を下げる」⇒「企業の儲けが減り給与が下がる」
 いわゆるデフレスパイラルだ。前日、企業への法人税を5%下げることを表明し、可処分所得のアップを望む、と言ったばかり。とすれば、これも集票対策だったのか!
 結局、
景気対策は効果が疑問視されている「こども手当て」だけ?
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菅さん、今までは無免許運転

 驚いた、というより空いた口が塞がらない。「今までは仮免許だった」と支援者に述べた菅総理は、「これからは菅カラーを出して行きたい、という意味だ」と言い訳した。
 信州では、空き缶のことを「かんから」と呼び、「缶蹴り」やかんからに紐を付けて「ぽっくり」のようにパカパカと歩いて遊んだものだ。菅カラー=空き缶で決定。
 それにしても、一国の進路無免許のドライバーに託されていたとは。。。
 そして、本当に仮免だったと思っているのなら、内閣総辞職か解散総選挙しかないだろう。本免許を与えるかどうかを決められるのは、国民だけだからだ。かつて、代表時代の小沢一郎は、「民主党には政権担当能力は無い」と言った。
 プロ野球には「アンチ巨人」というファン層がある。しかし、「アンチ巨人」は巨人が弱体したときに崩壊する。「アンチ自民党」で結集した雑居集団「民主党」は、自民党が衰退した時その存在意義がなくなった。やはり、OSが違う人が同居していることは無理なのだ。基本的なOSが一致しているかどうかで政界再編が望まれる。

「朝鮮王室儀軌」はお返しではない

 国内問題なら、総理の失言謝罪で済むかもしれないが、国際間の問題に関しては謝って済むとは限らない。
 菅総理は、国会提出中の「日韓図書協定」によって韓国に引き渡すとされた図書を、「来月半ばに李明博大統領が来日されるときにお返しできるよう(今国会承認に)協力していただきたい」と述べたという。
 「引き渡す」は、所有権が日本のまま。「お返し」はすべて韓国に返還を意味する。
 さて、今問題になっているのは、宮内庁が保管している図書の中の「朝鮮王室儀軌」である。韓国メディアの中には「日帝が強奪した」といった過激なものまであるが、これは可笑しいだろう。日韓併合時代に写本が作られ、原本は韓国(朝鮮)に、写本はわが国で保管していた。「写本を強奪」は、どう考えても無理な筋だ。強奪されたと騒ぐほど貴重なものなら厳重に管理しろよ!それに、日本が本気で強奪するなら、原本を盗むだろう。
 今回引き渡す、との合意に至ったのは、韓国が保管していた原本を紛失したことを考慮し、日韓基本条約を超越し日韓関係を深めるという特別措置なのだが、日本、朝鮮双方が放棄した請求権が基本にあることを忘れてはならない。
 菅総理は迂闊にも「お返し」と述べたが、「失言」で済む問題ではない。だから、外交オンチ、と言われていることを分かっていない。「お返し」は、外交では日本の負けを意味する。

北が延坪島を砲撃、日本は

 23日13:34、北朝鮮が韓国延坪島(ヨンピョンド)に砲撃を加えた。韓国軍も砲撃で応戦。韓国軍に2名の死者、18人の負傷者が出ている。
 総理は、「報道で知った」と、鈍菅力を発揮。今の内閣の情報収集のメインは「報道」かよ!
 それに、そんなこと、ぶら下がりで言ってはいけないんじゃあ??
 民主党は国家安全保障室なる組織を新設して、首相官邸の情報機能を強化するそうですが、報道より遅い収集能力では国民は不安です。
 それにしても、ウィキの早さは脅威的ですね。もう「延坪島事件」として掲載されてます。それによると、一応北は、北朝鮮の領海での韓国軍の実弾護国訓練中止を求めていました。これを無視した韓国軍への報復攻撃、というのが大義のようですが、民間人を巻き込む砲撃は許されるものではありません。と言っても「馬の耳に念仏」でしょうが。
 そもそも、国連も認めている領海線を無視しているのはですから、「○○○の言いがかり」なんですけど。

事業仕分け、塩の備蓄も

 小学校の時バス遠足で塩嶺峠に行ったことがある。分水嶺としても有名な峠で、頂に着くと担任の先生は言った、「ここで小便をすれば、日本海と太平洋に流れる」。
 また、海の無い甲信の武田信玄が今川・北条両軍から塩断ちの制裁を受けた際、ライバルの越後の上杉謙信が塩を送ったとされる故事もある。そう、「敵に塩を送る」だ。「塩嶺」の語源との説もある。
 そして、この塩嶺峠が村長の住んでいた岡谷側が塩尻である。日本海沿岸の塩産地から信州にやってきた「塩売り」が、各地で商売しこの地で売り切れたことから、「塩尻」の名がついた。
 信州育ち、岡谷の元住人としては、塩には特別の思いがある。
 13日、政府の事業仕分けを受け、「塩の備蓄量を10万トンから4万トンに削減する」財務省が方針を固めた。
 「塩事業法」10万トン備蓄が必要とあるのに、仕分けでは「管理費がかさむ大量の備蓄量」というのも可笑しな論理なのだが、備蓄量の変更は当然「塩事業法」を改正しなくてはならない。よーく、議論してもらいたいものである。

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