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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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二位で泣く人、笑う人

おっと、泣く人といっても嬉し泣きではありませんよ。銀メダルを獲って、悔し泣きする選手という意味です。まずは、「銀で泣く選手たち」=ソフトボールのアメリカチームです。13年越しの五輪王座を奪還すべく挑んだ日本との決勝戦。好プレーの応酬や超ミラクルプレーが飛び出すなど、両者に金メダルを上げたいような試合でしたね。15人の選手と宇津木監督、宇津木元監督やコーチ陣も踊り捲ってました。その輪の中心には、言わずと知れたエースの上野投手が。
 村長、というより誰も見たことのないようなプレーがありました。2を追うアメリカの6回裏の攻撃は、一死一二塁というチャンス。この回からリリーフで登板した後藤投手の低めのストレートを打ち返した強烈なライナーは、山本三塁手の腕を直撃。勢いを保ったままレフト前へ。しかし、この打球に反応した渥美遊撃手がバックハンドで好捕し、二塁に送球。これには、二走も帰ることができず、併殺、スリーアウトチェンジ。
 このプレーに、一番いい映像を提供していたのは、アメリカの控えの選手でしたね。空いた口をしばらくポカーンとしていました。これで勢いをつけて、7回表の攻撃で、予選で3本塁打、決勝戦でもきれいなタイムリー安打を放っている、ソフトボール界のオオタニこと藤田選手の、決定的な二点本塁打!という大飛球をフェンスの外にグラブを出して好捕した米左翼手のプレーは流れを引き寄せるビッグプレーかも?と、いやな予感が・・・
 しかし、再登板した日本のエースは、やはり凄かった。7回裏をピシャリと三人で締め、13年前の北京と同じ光景をみせてくれました。
 おめでとう御座います。そして、サムライジャパンも続けーー!

 さて、二位で笑った人。それは、19歳の本多灯(ほんだ・ともる)選手でした。本命と目された瀬戸大也選手が「やちゃった」(準決勝で力を温存し過ぎて敗退)中での快挙に、全力で喜びを表現しておりました。
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