まあ、酷い日米シリーズでしたね。
「さすがメジャー」と感心するようなプレーは全くなし。昨日の最終戦は不本意ながら
メジャーを応援していた村長です。その前日の試合が酷すぎた所為もありますが、折角
松井秀喜氏が臨時とはいえメジャーチームのコーチとして一塁のコーチャーズボックスにいたのでせめて
圧勝で締めくくってほしかったのです。
特に、第五戦の酷さは際立っておりました。試合終了まで見たのはこの試合だけでしたが、見終わって「あーあ損した。早く寝ちゃえばよかった」と思ってしまいました。日本代表が
攻守に全力でプレーしている中、策に乏しく、一見全力に見えても細かい部分で力を出し切らない。強肩捕手のオスーナの送球も投手がクイック不足でセーフになったり、外野のバックホーム(クロスプレー)はナシ。6戦やってランニングホームランを2本も許す外野守備。反対に名前もよく知らないパリーグの若手をはじめ、秋山選手、岡本選手などは普段以上の
足を見せておりました。
そして、
ゲームセットは象徴的でした。
一点を追う9回、
一死一塁から強い当たりの遊ゴロ。6-4-3で試合終了、と思いきや一塁への送球が逸れてセーフに。ボールはフェンスに転々。これを見た一走は二塁へ。おそらく、
「捕手(日本シリーズMVPの甲斐捕手)はカバーには来ていないだろう」との判断もあったのだろう。しかし、
日本一の捕手は手を抜いてはいません。素早くボールを拾うと二塁へ送球。走者はスライディングもせずにタッチアウト。
あっけない結末に、即リモコンの電源OFFボタンを押して寝ちゃいました。
PR