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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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パシュートは「追い抜き」だった!

今年のスポーツ界を振り返ると平昌冬季五輪に始まり、テニスの大坂選手、高校野球では金足農大阪桐蔭の快進撃、MLBの大谷選手などが挙げられます。また、大学アメフトで日大による暴力行為、大相撲やレスリング、ボクシングに女子体操に於ける暴力や不可解な判定、コーチによるパワハラも問題になりました。
 そうそう、女子駅伝ではタスキを繋ごうと這いつくばりながら数百メートルを耐え抜いた美談も。ただ、村長はニュース映像だけですが、見ていられませんでした。なんか変ですよね。近年は「根性論」とか「勝利至上主義」に世間は批判的傾向にある、と思っていたのに。たしか、金足農の吉田投手の熱投にも、かなりの人が(肩を心配して)批判をしておりました。自分のチームのタスキを繋ぐことが選手生命を絶つことにも繋がりかねない事故よりも大事なのか?それならば、繰り上げスタートなんてルールはおかしいし。
 あのような事故にはゴール予想タイムを考慮しつつ、繰り上げスタート(タスキは白)するルールもアリかな?と思った出来事でした。アレが外国であまり流行らない理由のような気がします。
 そして、村長が選ぶ今年一番の出来事は、「スケートW杯帯広大会、女子スケート追い抜き団体」で起こりました。実を言えば、このパシュートなる競技に、「何が追い抜きだ。追い抜いたことなんかないじゃん」、とか「追い掛け、が正しい」なーんて思っておりました(失礼。もしかしたら追い抜いた例はあったのかも?)。
 主役は、平昌でも菊池選手などと金メダルに輝いた高木姉妹と佐藤選手。この日(11月16日)の相手はドイツ。一周30秒以上の大差を付けての最後のコーナー。一本の矢のような日本チームが腰高のドイツの三人を追い抜いたのです。動画を見ていて思わず「おー!」と叫んでしまいました。たまたま遊びに来ていた娘が、「何事!」、とPC画面を覗き込んで一言。「へー!追い抜くこともあるんだ」
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