巨人の一軍の投手12人、野手16人が試合での
「声出し係」に、勝てば一人5,000円総取り、負けた場合は逆に全員に一人1,000づつ払い係を交代する。これが賭博にあたるのでは?と波紋を呼んでいる。スポーツ解説者の玉木氏は、金額の多少に関わらず
賭博にあたる、と。やくみつる氏は選手の年俸からすれば少額で
選手のやる気を出す効果があるのでそこまで目くじらをたてる話ではないのでは?と擁護している。
負けがこんだ4年前のシーズンから始まったらしいが、結果がでた(勝ちが増えた)ことから「
げんかつぎ」と「
やる気アップ」のために今まで続いていたという。
これは幼稚なゲン担ぎで、そこにご褒美的な金銭を与えたことで、
法律的には賭博に当たるかもしれない。しかし、そこまで
厳密に言うのなら、多くの選手がやっている
チャリティーも違反になるのではなかろうか。チームが勝てばいくら、ホームラン1本いくら、三振一個奪うといくら、など。これは球団や選手の
モチベーションを上げることにも繋がっている。チームの勝敗に
金銭がからめば賭博というのなら
寄付も賭博になる。
チャリティーはOKだが、選手間での金銭の授受はダメ、というのなら声出し係に渡す一人5,000円をチャリティーに、負けた試合では声出し係が人数分を
寄付すればよい。村長は巨人ファンだからかもしれませんが、選手たちは
賭博だとは思っていなかったと思っております。だいぶ前からですが、エラー一回5,000円の罰金、遅刻や門限破りも5,000円、というような話を聞いた記憶があります。その
延長が今回の行為につながったと思います。ただ、そんな金を目の前にぶら下げなければ勝てない、
ノックで守備を鍛えるのに
罰金を課すのはいかがなものでしょうね。
ああ、情けない!!PR