草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です
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「兵は詭道なり」とは、孫子の兵法で敵を欺いてでも勝つことを言う。その反対としては、ズルして勝っても意味がない、という正攻法を説いた「闘戦経」と言える。
スポーツではどうだろう?例え勝ったとしても相手を騙したり、審判の見ていない時にズルをしったならば後味が悪いことだろう。村長がすぐ頭に浮かぶのは、高校野球であった5打席敬遠、あの松井秀喜選手に対してのことだ。ルール上は問題はない。作戦の一つとして強打者と勝負を避けることはよくあることだ。しかし、度を過ぎるとそれは詭道と呼ばれても仕方ないだろう。
我が巨人軍が開幕三連勝し、うまい酒に浸りながらみていた大相撲の千秋楽。琴奨菊は連覇ならずとも、二場所続けて日本人力士が優勝しそうなので内心白鳳の負けを期待していた。トップを走る一敗の白鳳が結びで日馬富士に敗れれば優勝決定戦に持ち込める。そんな期待を込めて見ていた。しかし、勢いよく突っ込んだ日馬富士を白鳳はサッとよける。目標を失った日馬富士はそのまま土俵の外へ飛び出してしまう。バカバカしくなってチャンネルを変えた。
横綱が変化して悪いということはないし、勝ちに変わりはないのだがなんとなくモヤモヤしたものが残る一瞬だった。そしていつかネットで呼んだ「闘戦経」を思い出したのだ。
戦争では「兵は詭道」でもスポーツではほどほどにが良いのでは?と思った村長です。
今季は大苦戦を予想していただけに、ジャイアンツの開幕3連勝は本当に嬉しいです。新監督というのは概して、自分の“色”を出そうと、奇を衒った策に出勝ちですが、少なくとも此の3連戦を見る限り、「高橋野球=実にオーソドックスな野球」という感じで、此の点もホッとしました。
唯、今回の3連戦は「計算出来る先発3人」で、問題は次の対戦に登場する先発陣でしょうね。実績の在る投手が怪我や故障により不在で、其の穴を若手投手達が埋められるかどうかに掛かっていると思います。