いよいよ
草野球も開幕。昨日は体をほぐして
一呼吸入れてから軽く
練習試合をすることに。一呼吸を入れているとき、例の広島戦での巨人の
さよならインフィールドフライの話が出た。草野球の素人球審(自称)に意見を求められたので、一言。
「インフィールドフライはボールデッドではない」。これを理解していない人が多いため(草野球では特に)、エンドランなどの場合プレーを止めて
打者アウト走者を元に戻してからおもむろにプレー再開、なんて笑い話もある。
そして始まった練習試合の中で
そんな場面が発生した。我が軍の攻撃で
一死一二塁、ここでエンドランのサインがでた。しかし打者は二塁のほぼ定位置への
高いフライ。すぐに「インフィールドフライ」が宣せられたが
一塁走者だった村長は二塁走者に
「ホームを走り抜けろ」と身振り手振りで指示。二塁手が一塁へ送球してダブルプレーを完成させる前に二走がホームを陥れるのが狙いだ。
この二走をアウトにしないでスリーアウト・チェンジになってしまうと、わが軍に一点が入るという訳だ。相手の二塁手は捕球すると案の定近い一塁に送球。無事に一塁走者の村長をアウトにしてスリーアウト完成だ。二走はホームを駆け抜けていたので、あとは相手選手全員がベンチに向かって
白線を超えるのを待っていた。
しかし、このプレーは漫画「
ドカベン」でも紹介されているそうだし、実際に
高校野球であったプレーである。ところが、相手の三塁手がなんとなく変な走塁に気づいた。一塁手から二塁に送球するように指示を出したため、二塁走者がアウトになった(アピールプレー)。まさに「4つ目のアウト」により、一点は入らなかった。
後で三塁手に「このプレーを知っていたか」尋ねたところ、チラッと聞いたことはあったが二人の走者の不自然な走塁(フライなのに、だらだらと戻る一走と帰塁しようとしない二走)を見て、「あっ!あれだ」と思い出したそうである。
また、
別の相手でやってみよう、と思った村長でした。
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