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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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ヒーローになり損ねた


 時折が降る中、いつもの山中の球場(原っぱ)で汗を流しました。「雷が鳴ったら止めような」と話をしながら我がチームが劣勢のまま早いテンポで試合が進む。2点のビハインドを5,6回で追いつく。アクシデントといえば、二つのファウルフライを飛び込んで好捕してきた正捕手が6回に交代を申し出たこと。たまに降る雨の所為もあり、体力消耗してしまったらしい。急遽村長が座ることに。
 7-7の同点で迎えた最終回(7回)裏、一死一二塁。絶好のサヨナラのチャンスで村長に打順が回ってきた。いわゆる「美味しい」場面だ。ここで相手の意表をついた守備にビックリ。二塁走者のリードを最小に抑えるため、遊撃手が二塁ベースにベッタリとくっついている。一打席目で右中間に二塁打。二打席目はつまったセンター前の安打。三打席目は変化球に二塁ゴロ、レフト側へは飛ばないと読んだのだろう。
 ここで、0-2(ツウナッシング)からの三球目、外角高目を振りぬくと打球は前進守備のセンター前へ。二塁走者はチーム一の俊足だが、相手の中堅手も必死で前進するといい球を返す。これでは帰ってこれない。結局一死満塁となったもののサヨナラの殊勲打とはなりませんでした。あの変則守備が功を奏したといえるでしょう。
 その後。二死となり9番打者の先発投手が四球を選んで、押し出しサヨナラという結果に。5回を投げ安打8、四球4、7失点と凹んでいた彼が最後で「いい仕事」をした試合でした。
 梅雨に入って絶好調の村長のバット。昨日も4打数3安打、2打点。7回裏の安打で決着していたら、文句なしのヒーローだったのに・・・やっぱり、持ってない男
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