我が家から弘前に向かう旧国道沿いに、「鶴ケ坂(つるがさか)」という場所がある。村長が青森に来た頃は人家もまばらで、冬季の山道は除雪車が入らないと通行できなかった。その後開発が進み、道路も整備され会社や老人ホーム、食堂や喫茶店もできた。その老人ホームに祖父が入っていたころは月に一度は訪問していた。
そんな閑静な田舎の町にパトカーのサイレンが鳴り響いた。妻と、「何事?火事かな?」と話していると、ニュースで7名の中国人男性が逃走中と知る。何!!中国マフィアが逃げ込んだのかと思いきや、五所川原で働いていた中国人労働者が在留カードの不備がバレて捕まるのを恐れて逃走し青森市に逃げてきたらしい。
昨日中に6名は確保したものの一人は鶴ケ坂の山中に逃げ込んだとのこと。今日は一斉に山狩りを敢行しているとTVニュースは報じていた。土地勘もなく、昨夜は気温16℃くらいに冷え込んだはず。どういう処分が下るかは知らないが、不法就労でそこまでして逃げるとは・・・。それとも必死で逃げなければならない余罪などがあるのかな?