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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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日本では「エゾシカ」で欠航

韓国では「ナッツ・リターン」とかいって、飛行機が引き返すという事件がありました。また、中国では早く機内に入った乗客が自分の好きな席につき指定券を持った乗客に席を譲ろうとしないで、警備員に機外に排除されたり。飛行機は自由席かよ!と思わずツッコんでしまいました。
 昨夜の北海道、新千歳空港でも「思わぬ邪魔者」が滑走路を占拠し、7時間にわたり空港が麻痺したという。その犯人は、なんと「エゾシカ」。
 これは、ある意味不可抗力だ。しかし、高さ2m以上あるフェンスを飛び越えて入り込んだのでしょう。エゾシカの跳躍力を甘くみんなよ、とでもいいたいのか、滑走路付近をうろうろ。7頭の群れのうち5頭はなんとか捕まえたものの、2頭は行方不明?
 この騒動で、3便が欠航。何便かは、隣接する航空自衛隊千歳空港を使ってしのいだそうです。
 さて、残りの2頭はどうなったのでしょうね?

 今から16年前の真夏、羽田空港でのこと。村長は、一人で青森便に乗ろうと搭乗手続きカウンターへ。すると対応した女性が「お客様、いまからですと、この便には乗れません」。出発時刻15分前なのに、と食い下がっても「時間的に無理です」の一点張り。当時の青森便の搭乗口までは、確かにながーい距離があった。普通だと急いでも15分くらいはかかるだろう。なおも粘る村長を見かねたのか、若い男性の職員が出てきて一言。「お客さん、走れますか?」
 幸い荷物はアタッシュケース一つだけだし、鈍足ながら草野球で鍛えた足腰には自信がある。「はい!」と即答し、それから二人で走る走る。ウサイン・ボルトも顔負けの猛ダッシュ。「歩く道路」は、横を全速力で疾走。エスカレーターも無視して階段を三段飛び。場内を熟知した彼の後を必死で追い、最短ルートを走り抜けてなんとか搭乗できました。
 走る速度は遅いものの足腰は丈夫過ぎる村長でも、今ならば、「無理です!」と言っているかも・・・
 その時知りましたが、出発時刻とは「止まっている機が動き出す時刻」なんですって。「離陸する瞬間の時刻」だと思ってました。
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