スペインで開かれている
COP25(気候変動枠組み条約第二十五回締約国会議 → ながーい)で、日本は、ブラジル、オーストラリアと共に「
化石賞」を受賞した。二度目だという。これは、勿論
小泉新次郎環境相の発言がモノを言ってのことだ。「
脱石炭に後ろ向き」との評価をNGOが下したからだ。
まずは、「おめでとう」と言っておきたい。2011の福島第一原発以降
全原子力発電はストップ。代わりに
火力に方針を切り替えた、いわば
国策だからである。あの演説を国内の
脱原発派は大歓迎だろう。また、
丸山茂徳東工大教授や
武田邦彦教授らに代表される、地球温暖化のウソ、CO2悪玉論のウソ、を知っている人にとっても
大賛成の演説だったのでは。
簡単な話。世界のCO2の
22%を排出している
中国(二位アメリカ15%、日本は4%で5位)が、
化石燃料を削減しているから
模範国なんだって(アメリカやロシア、日本より上位)。ということは、
原発を動かして火力を減らせば、彼らは満足するのだろう。
村長は、だいぶ前「
排出権売買」という言葉が出てきた時、
温暖化詐欺かも?と感じました。そして今、北欧の優等国スェーデンの
あの少女にみられる、異常な先進国叩き。口の悪いネット民は「
環境カルト」とまで評しておりますが、そんなにCO2を減らしたいのなら軍隊(ミサイルや戦闘機)、ジェット機や車(移動制限)にも文句を言わなければ。
このCO2削減弱腰日本に対して「世界から孤立する」とか言う人もいます。なるほど、孤立=鎖国すれば石炭・石油・天然ガスの輸入も減り海外渡航も減り、かの団体からは
お褒めをいただけるかもね。
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