通称「イスラム国(ISIL)」による日本人人質事件は、最悪の結末となった模様です。安倍総理をはじめ人質解放に尽力された政府、知人、数万人にも及ぶ世界中の解放嘆願投稿にもISILは無慈悲で卑劣な行為に及びました。日本人としても許しがたい暴挙、現実の虐殺事件です。
湯川氏、後藤氏に黙祷をささげ、怒りはISILに向くのが当然、と思いきや官邸に抗議した輩がいたそうです。どこの馬鹿か!ニュース映像でちょこっと見ただけですが、「憲法9条」とか「安倍辞めろ」などのプラカード。ははあ、いわゆる進歩的文化人気取りの団体か。
アメリカから貰ったコピペの「9条」を後生大事にしているのは、見ていて恥ずかしい。いや、たとえコピペでも「いいものはいい」。9条の精神は否定しない。しかし、一番大事なことは過去に学ぶこと。9条があれば戦争に巻き込まれない、とか言ってるが現に二人の民間人が(日本には軍人はいない)殺害された。ISILには、9条もへったくれもないのだ。
だが、安倍総理の「邦人保護に自衛隊を」発言はとんでもない。戦前の中国大陸に進出し、商圏を拡大し、その保護のため軍がついていった。日中戦争が拡大した原因だと思う。相手が兵力増強すれば日本軍も応じざるを得なくなる。こちらが不拡大の方針でも相手国内で戦えば「侵略」と呼ばれる。その二の舞となりかねない。ガソリン依存を増やすのと同じくらい危険な考えだ。と思うのだが。
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