またまた野球の話題になってしまいましたが、テレビを見ていて書かずにはいられない光景を目にしたのです。なんとも言えない「縁(えにし)」を感じた人も多かったのではないでしょうか。
今年の全国高校野球選手権は記念の100回、ということで毎日甲子園のレジェンドたちの始球式が執り行われるとのニュースを目にしたのが約一か月前。
開幕日の5日は石川星稜の松井秀喜氏、6日は箕島の石井穀氏、以下鹿児島実の定岡正二氏、浪商の牛島和彦氏、岡山東平松政次氏、江の川谷繁元信氏、池田水野雄仁氏、駒大苫小牧本間篤史氏、東邦坂本佳一氏、高知商中西清起氏、沖縄安仁屋宗八氏、徳島商板東英二氏、報徳学園金村義明氏、高松一中西太氏。そして準決勝第一試合にはPL学園桑田真澄氏、第二試合は東北佐々木主浩氏。大トリの決勝戦は二人、松山商井上明氏と三沢太田幸司氏が予定されている。
そして8月2日の組み合わせ抽選である対戦が決まった。開幕試合の籤を引いたのは石川星稜と大分藤蔭だったのです。第一試合が星稜vs箕島なーんてサプライズは実現できませんでしたが、松井氏の投ずる記念球を受けるのは、やはり籤で後攻を選んだ石川星稜の捕手に決まったのです。
大先輩の球を受けた星稜の捕手、マウンド上で松井氏からエールをもらった星稜のエース奥川投手。どんな想いで松井氏と握手したのでしょう?その星稜、石川県予選を無失点で戦い、決勝戦も22-0と他校を圧倒したそうです。甲子園では一点を失いましたが、4回を終えて大分藤蔭高校を1-6とリードしております。春夏連覇を狙う大阪桐蔭、夏連覇のかかる花咲徳栄、強豪の横浜、智辯和歌山などに交じって石川星稜も侮れない存在であろう。
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