7年前反自民でまとまった民主党は政権交代を果たした。その後、基本公約(ガソリン値下げ隊)を即刻破り支持者からも見放され、遂には消費税を上げない約束まで破ろうとして(菅直人氏)政権を手放してしまった。野合が悪いわけではないが(自公政権の例もある)、今回の「希望の党」との合併?吸収?選挙だけ協力?とよくわからない決断は失敗に終わりそうである。「民進党」支持者や「都民ファースト」支持者はどう見ているのだろう?
例えば小池百合子氏は「安保法制賛成」、「憲法改正(第9条だと思う)」を謳っている。小泉純一郎元総理の「原発ゼロで結集すれば勝てる」発言は置いといて。「消費税率を下げてデフレ脱却」で結集すれば勝てる、すなわち
「もりかけ」とか「安保法制」を争点にしても勝てない。
その前に、そもそも
小池都知事+前原代表に期待できるか?そこが一番の問題であろう。有権者も二度は騙されない。反自民はアリでも、ウソ(公約違反)はダメ。常々安倍総理が述べている、
「リーマン級のショックが起きない限り、消費税率を10%に上げる」こそツッコミどころなのに。「森友、加計隠し」などと言ってる場合じゃないだろうに。何故、
「8%に上げてデフレ脱却しましたか?それなのに10%に上げて脱却するという論理は?」と糾弾しない!!
ウソをつかない。ウソを根拠に議論しない。そんな野合ならば政権獲れますよ。政権を獲るには現政権よりも良くなければダメ。安倍総理もやってる、とか自民党もやってる、では7年前の二の舞に終わりそうである。それは国民の不幸でもある。応援できる野党の誕生は無理なのかな?
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