横綱白鵬による
張り手差し、
かち上げ戦法が議論をよんでいる。これに関して、相撲協会の評議員議長でもある
池坊保子氏は、横綱の張り手差しは
問題がない、との持論を表した。しかし、これには「
すでに結論が出ている問題」と、疑問視する意見が多い。
他のスポーツにも「
ルールにないルール、決まりごとは多少なりともある。野球でいえば、大差の得点がついている試合での勝っているチームによる
盗塁やバント攻撃。また、ルールにあるからといって「
隠し玉」ばかり狙う行為も試合に水を差す。何年か前には、延長の時間稼ぎとして走者への
牽制球を無駄に多投する行為もあった。
張り手、かち上げ問題は、いわゆる
パワハラ問題なのである。相撲に関しては
ど素人の、ビ-トたけし氏や北村弁護士もルール上問題はないから禁止するほうがおかしい!と。
しかし、例えば新入幕の
若手の力士が横綱に張り手差しをしたらどうだろうか?連日、全取り組みで若手が横綱にかち上げ(エルボーバット)をお見舞いしていたらファンはどう思うか?ルール上Okというならばそれはそれで
別の競技になるであろう。
柔道がJYUDOになったように。
神事としての相撲を守っていくのなら、横綱の飛び道具やパワハラ的な行為はやはり見たくない。余談ではあるが、この池坊氏は貴乃花親方が協会の事情聴取に応じなかったことを「著しく礼を欠いた」として厳しい処分を課したが、先場所の白鵬関が取組後
抗議した行為こそ「著しく礼を欠いた行為」と思ったのは村長だけ?
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