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雑草の詩

草野球とアメリカン・フォークが好きな「村長」です

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暴走?奇策?

 月曜日、日本時間朝10時少し過ぎWBCサンフランシスコラウンド準決勝対プエルトリコ戦が始まった。その始球式に第一回大会の優勝監督、王さんと並んで二回大会の優勝監督原監督が登場。ベンチで見つめる山本監督も、俺もあの二人の仲間に入りたいなあ!と思ったことでしょう。
 試合はジャパン打線が、あの王建民(台湾)のようなツウシームを駆使するプエルトリコ投手陣に7回までゼロ行進。3-0のまま8回裏の攻撃を迎える。一死後一番鳥谷が三塁打で出る。すかさず井端がタイムリー安打、三番内川も右へ打って一死一二塁という絶好の反撃機を迎える。
 打者は不調とはいえジャパンの4番阿部。ここで、一塁コーチの緒方が二塁走者の井端に何か耳打ち。誰もが、「三塁を狙え」と言ったのだと感じ取ったことでしょう(笑)。
 そして、問題の場面が。二走井端と一走内川の重盗。いや内川だけが走ってしまった。
 結局阿部の一二塁間への強いゴロも再三好守備を見せる二塁手に阻まれ、チェンジに。終わってみれば、これが最後の抵抗となり、ジャパンは敗退。三連覇の夢は消えた
 結果論でものを言ってはいけないが、あそこは4番阿部に任せる場面だったのでは?と思ってしまう村長です。併殺体勢を敷いていた一死一二塁だったら、阿部の打球は100%抜けていたから・・・  と、「たられば」で言ってしまったが、報道によると山本監督の指示は「行ってもいい」だとか。そりゃあナイだろう。相手の投手はモーションが大きいとしても、捕手のモリーナは全米一の強肩。「ジスボール(次の投球で行け)ならば走れるが、「行ってもいい」はいかにベテランでも躊躇するだろう。ましてや一走内川にしてみれば、「もしかしたら一点やっても、より確実に二塁に投げてくるかも?」との思いが暴走?に繋がったのでは、と草野球の捕手は感じました。
 もう一つ「たられば」で言うならば、あの奇策が成功して同点または逆転になっていたら、山本監督は名将と評されていたでしょう。それだけベンチも攻撃する野手も焦っていたのかもしれません。
 でも、二連覇した実績が消えるわけではありません。メジャー抜きの純ジャパンがあそこまでやれたのは褒められてもいいと思います。下馬評では一次リーグで敗退などとかかれてましたし。ただ持っている人がいなかっただけですから。
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コメント

WBC

書き込み有難う御座いました。(レスは、当該記事のコメント欄に付けさせて貰いました。)

山本監督が責められる“としたら”、「指示が曖昧だった。」という点でしょうね。「~しても良い。」では無く、「此処で~しろ。」という明確な指示で無いと、どうしてもミスが出勝ちだから。

とは言え、ダブル・スチールが成功すれば、「山本采配、凄いぞ!」と称賛されていただろうし、責めてしまうのは気の毒な気がしています。(原監督もレギュラー・シーズンでは結構、“ギャンブル采配”で失敗していました。違いが在るとすれば、明確な指示の上での失敗か否かでしょうが。)

今大会、此処ぞという場面では今一つ打てなかったイメージの在る阿部選手ですが、彼の持つ勝負強さを考えると、彼の場面では彼に任せて欲しかったという気持ちは正直在ります。でも「たられば」を言っても詮無いし、「ベスト4」に入っただけでも凄いと思っています。敢えて不満を言うならば、「ベスト4」という曖昧な決着では無く、「3位」or「4位」をも決めるシステムで在って欲しかったという点。
【2013/03/19 10:22】 NAME[giants-55] WEBLINK[URL] EDIT[〼]

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